新宿の路上飲酒12時間制限へ ハロウィーン対策条例、罰則なし
東京都新宿区でハロウィーン期間中、夜間の路上飲酒を禁止する条例に関し、吉住健一区長は10日の記者会見で、制限期間を10月31日午後5時から翌11月1日午前5時までの12時間にすると明らかにした。対象エリアは新宿3丁目と歌舞伎町1丁目のそれぞれ一部。「外で騒いだり、ごみを散らかしたりするのはやめてほしい」と訴えた。 条例は6月議会で成立し、施行された。罰則はない。制限期間中、区職員らが路上飲酒や迷惑行為をしないようパトロールをし、警備員が滞留防止策を講じる。隣接する渋谷区も路上飲酒を禁じる条例を定めており、連携して対応する。 渋谷区は昨年のハロウィーン期間中、積極的な人流抑制策を行った。