王座を獲得した村上和成の「俺は佐山サトルの一番弟子だ」にスーパー・タイガーが「聞き捨てならん。必ず獲り返す」と宣戦布告【SSPW】
初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰を務める「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.29」(6月20日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「レジェンド選手権試合」で挑戦者の村上和成(フリー)が王者・間下隼人(SSPW)を破り、王座を獲得した。間下は4度目の防衛戦だった。 今回の防衛戦は3月の後楽園大会でアレクサンダー大塚を下し防衛に成功した間下が村上をリングに呼び出し、次の挑戦者として指名して実現したもの。村上は昨年12月の後楽園大会で2年7カ月ぶりの参戦を果たすと、タッグマッチでスーパー・タイガーからピンフォール勝ち。3月大会でも6人タッグでスーパー・タイガーをスリーパーホールドで絞め落とし、2連勝。間下にとっては兄弟子の敵討ちの試合でもあった。
ゴングが鳴るとしばしにらみ合う両者。サウスポーの村上が右ジャブで牽制。間下がじりじりと詰めると、村上がいきなりの左ストレート。これでダウンの間下。村上がすぐにサッカーボールキックを狙うが、間下はなんとか場外にエスケープ。ロープを開けてリングインを促す村上。間下がリングに戻るといきなり組み合う両者。村上が押し込み、離れ際にクリーンブレイクも胸を張りながらなにやら挑発すると、怒りの間下が反撃。村上が場外にエスケープするとそのまま場外戦に。 間下が場外でサッカーボールキックを連打。立ち上がった村上にエルボーを連打。そして客席のイスにぶん投げ、イスを一撃。なおもエルボーの間下だったが、村上が突如覚醒。パンチの連打から客席に投げ込み、イス攻撃。そして顔面を踏みつける。なおも鉄柱攻撃の村上。これで額が割れた間下。血を見て狂気に火が付いた村上はなおも鉄柱に間下の額を打ち付ける。
村上が間下をリングに押し上げ、フォールもカウント2。なおも顔面に蹴りを入れる村上。カウントは2。額を踏みにじる村上。そしてキャメルクラッチの体勢から額にパンチを連打。しかし間下は体を起こすとヒザをつきながらパンチ。立ち上がってエルボー。“打ってこい”の村上に右ストレートでダウンを奪うとバックドロップの間下。顔面を朱に染めた間下は村上をコーナーに振って串刺しラリアット、そしてハイキックもカウントは2。ならばとクロスフェイスで締め上げる間下。ロープににじり寄る村上がなんとかロープブレイク。 立たせた間下が右ハイキック、走り込んでのジャンピングハイキック。そしてフィッシャーマンスープレックスホールドも村上はカウント2。間下はタイガースープレックスを狙うがこらえる村上。間下はあきらめると後頭部にヘッドバット。倒れた村上の背中にサッカーボールキック。そしてフィニッシュを狙って走り込んだ間下に村上がカウンターの左ストレート。フォールに行くがカウントは2。ともになかなか立ち上がれず。先に立ち上がった村上はSTO。カウント1で返す間下。村上は馬乗りパンチ。よろよろと立ち上がった間下に村上がランニングSTO。これもなんとかカウント2で返す間下。
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