【秘話】小倉智昭さん(77)膀胱がんで亡くなる…「とくダネ!」で共演した歴代アシスタント5人が明かす“小倉さんエピソード”
「本当にたくさんの人たちの心の中に小倉さんはい続ける」
22年間に渡り、フジテレビの“朝の顔”として「とくダネ!」のメインキャスターを務めた小倉さんは、2016年に膀胱がんを公表し、闘病生活を送っていたが、9日午後3時8分に亡くなった。 歯に衣着せぬ発言で話題を集め続けた小倉さんの傍らには、アシスタントとして小倉さんを支えた女性キャスターの姿があった。「とくダネ!」でアシスタントを務めた5人の女性に、小倉さんに伝えたい、感謝の言葉を聞いた。 初代アシスタントを務めた佐々木アナウンサーと、4代目を勤めた梅津アナウンサー。 佐々木アナウンサー: ずっと前を歩いてくれて、ずっと守ってくれて、本当にありがとうございましたというのを伝えたいです。 これからもきっと小倉さんだったらどう言うだろうなってしょっちゅう思い出すと思うのでいつまでも、道しるべでいてほしいと思います。 梅津アナウンサー: 寂しいです。本当にたくさんの人たちの心の中に小倉さんは居続けると思うんですけど。 小倉さんの仕事に対する覚悟、学ばせてもらったことは決して忘れないでこれから頑張っていきたい…。 泣いたら小倉さんになんか言われる…。 佐々木アナウンサー: 大丈夫、小倉さんもしょっちゅう泣いてたもん。 「とくダネ!」最後の5代目アシスタントを務めた山﨑アナウンサー。 山﨑夕貴アナウンサー: 小倉さんと本当にお別れしなきゃいけないのか…まだ信じられずにいます。 今年7月に夫とご自宅に伺った際には、自宅までのルートを何度も何度も丁寧に伝えてくれて、最終的に自宅から離れたところまで徒歩で迎えに来てくれていました。 その際、病状について聞きましたが、あまりにお元気そうだったので、もう一度会う約束をしてお別れをして…それっきりになってしまいました。 悔しいです。悲しいです。まだまだ小倉さんの愛情に甘えさせてもらいたかったです。心からご冥福をお祈りします。 3代目アシスタントを務めた女優・タレントの菊川さん。 菊川怜さん: たぶん、お父さんみたいって言うと小倉さん怒ると思うんですよ。 すごくお世話になって、心配もしてもらって話しも聞いてもらって、感謝の気持ちと、なんか、感謝の気持ちを伝えたかったです。まだまだいて、そばにいて欲しかったです。 2009年から2代目アシスタントを勤めた元フジテレビアナウンサーの中野さん。 中野さん: きっとしんみりするのもね、小倉さんって好きじゃなくて。私が「とくダネ!」を卒業する時も「絶対泣くなよ」って小倉さん言ってて。 だから、そういう 涙とかそういうのを見せる方じゃなかったので笑顔で送りたいと思うんですけど。でも本当に。あまりにも急でまだ本当に全然実感がなくて、でも本当に感謝しかないのでお疲れ様でしたという言葉とありがとうございましたっていう気持ちを伝えたいですね。 所属事務所によると、小倉さんは12月に入り体調が急変し、9日家族に見守られながら自宅で息を引き取ったという。葬儀は、ご家族の意向により家族葬で執り行い、後日「お別れの会」を予定しているという。 (「イット!」 12月10日放送)
イット!