【2024年版】 今こそ行きたい、秋の絶景 ~近畿編~
◆奈良県
◆正暦寺の紅葉 一条天皇の発願により、正暦3(992)年に関白九条兼家の子兼俊が創建したとされる正暦寺。菩提寺山中腹の深い自然の中にあり、秋になると参道から境内まで色とりどりの紅葉で美しく染まります。 境内にある約3,000本の楓が織りなす光景が圧巻で、奈良屈指の紅葉の名所として古くから親しまれています。楓が黄色や赤に色付くと、木々の緑と織り交じり錦の色に見えることから、『錦の里』とも呼ばれます。 数寄屋風客殿建築であり、国の重要文化財に指定されている福寿院から眺める秋の借景庭園も絶景です。 見ごろの時期:11月上旬~12月上旬 正暦寺の紅葉(しょうりゃくじのこうよう) 所在地 奈良市菩提山町157
◆和歌山県
◆橋杭岩ライトアップ 「橋杭岩」は、「吉野熊野国立公園」内の海岸に立ち並ぶ奇岩郡。海に浮かぶ大小40あまりの岩々が橋杭のように見えることから、この名がついたとされています。 その昔、弘法大師と天邪鬼が、串本から沖合いの島まで、一晩のうちにどちらが早く橋を架けられるか賭けをした。ところが、大師が天邪鬼に騙され途中で作業をやめてしまったため、橋杭だけが残った、という伝説がある神秘的な景勝地です。 朝焼けに染まる風景や、潮の満ち引きによって変化する表情など、さまざまな景色が見られることから写真撮影スポットとしても人気。年に1回行われるライトアップの期間は、多彩なライティングで暗闇に浮かび上がる幻想的な光景が楽しめます。 開催日時:2024年11月1日(金)~3日(日)17:30~20:30 橋杭岩ライトアップ(はしぐいいわライトアップ) 開催地 和歌山県東牟婁郡串本町鬮野川
CREA編集部