世界最大規模の400m屋内バンクを気軽に体験!? 「北九州メディアドーム」走行会
指導にあたるのは、元競輪選手の林次郎さんです。ロード競技まで幅広い経験を持つ林さんが、バンク特有の自転車の走らせ方や、ほとんどの人が経験したことのない、発走機でのスタート方法など、惜しみなく知識を伝えてくれます。 筆者が参加した日も、ハロンや1000mの計測を真剣に行なう人から、お母さんと息子さん、2人で1000mのタイム勝負をする人まで、幅広く走行会を楽しんでいました。子供達の参加が多いことも印象的です。 走行会の最後には、ゴミ拾いの時間があります。プロの競輪選手たちのレースの舞台となるバンクは、小石ひとつぶでも落ちていたら大事故につながります。走行会の参加者みんなで、コーチも一緒にバンクを1周歩きながら、ゴミを拾います。 そしてこれがすごく良いのです。バンクを歩きながらゴミを拾うことで、カントの斜度を身近に体感できます。まるで滑り台です。こんなに急な傾斜の上を先ほどまで走っていたのかと改めて驚くことでしょう。
施設には大きな駐車場もあるので、自分のトラックバイクを車で持ち込むことも可能です。興味のある人は「北九州メディアドーム・小倉競輪運営事務局」または「メディアドームスポーツクラブ」まで問い合わせのうえ、開催日時をご確認ください。 事前の申し込みは不要です。当日現地で受付をすることで、走行会に参加可能です。貴重な体験が待っていますよ!
才田直人