広島・新井監督 甲子園の連敗11で脱出「ホッとしました」先制呼んだ小園の遊ゴロ評価「成長を感じた」
「阪神2-6広島」(10日、甲子園球場) 4試合連続で完封負けを喫していた広島が連敗を4で止めた。 【写真】必死さが伝わる打撃 手を伸ばしてゴロを転がした小園 初回1死三塁で小園の遊ゴロの間に先制。37イニングぶりの得点で先制すえると、二回は会沢の適時二塁打や4連打などで一挙5点を奪って伊藤将をKOした。先発・アドゥワ今季2勝目で、自身5年ぶりの複数勝利に加えて自己最多の9奪三振。チームは昨季から続いた甲子園での連敗も11で止めた。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。 -初回に先制。 「1死三塁で小園の打席で(相手の)二遊間が下がって。あのショートゴロ見て小園も成長したなっていうかね。まだ。1ストライクで追い込まれていないのに狙って、ショートゴロ打ちにいって。色んなものを背負っての打席だったと思うのでね。小園は。見ていて成長を感じたというか。いいバッティングだったと思いますよ」 -初回のバントは今季初。 「ツーベースだったのでね。なかなか点が入っていなかったので、そこはもう、ああいう形にしました」 -2点目の会沢の適時打も大きかった。 「本当、重苦しい空気だったので。今日はベテランのアツ(会沢)の力を借りようと思ってスタメンでいったんですけど、本当、攻守で引っ張ってくれたと思います」 -アドゥワも両サイドを突きながらの投球。 「ナイスピッチングだったと思いますよ。それもね、アツ(会沢)が的を絞らせなかったと思いますよ。緩急をつけながら。アドゥワもナイスピッチングだったし、アツもナイスリードだった」 -甲子園で久しぶりの勝利。 「レフトスタンドの一角で応援してくれて、なかなか勝ちを見せられなかった。今日久しぶりなのでホッとしました」