【たらの芽の新しい食べ方発見】 天ぷらもいいけど炒めても美味! 春爛漫「たらの芽と筍のあんかけ丼」
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.243 たらの芽と筍のあんかけ丼
春の山菜の中でも人気の高い、たらの芽。天ぷらでおなじみですが、私は炒めものに加えるのも好きです。淡い色味を活かしたいので、できれば薄口醤油を使ってください。 ■材料(1人分) ・たらの芽:40g程度 ・筍(水煮):50g ・カニ風味かまぼこ:30g ・にんにく:2スライス ・サラダ油:小さじ1 ・塩:少々 ・ごはん:1膳分 A(よく溶いておく) ・薄口醤油:小さじ2 ・オイスターソース:小さじ1 ・酒:大さじ1 ・片栗粉:小さじ1 ・水:50ml ■作り方 (1) たらの芽は、下の部分の茶色い皮をむき取る。かたいところがあれば包丁で切り取る。筍は小さめのひと口大に切る。にんにくはみじん切りにする。 (2) フライパンに油をひいて中火にかけ、にんにくを加えて香りが出たら、たらの芽、筍を加えて塩少々で軽く炒める。 (3) カニ風味かまぼこ、Aを加えて1分30秒程度煮る。ごはんを器に盛り、のっける。 昨日のしらいさんコメント、山菜は使うのためらっていると「いつの間にかなくなっちゃう」というの、ホントですね。旬のものは見かけたときが買いどき。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司