手ぶらで出かけられる通信や決済が可能なLTE対応スマートウォッチ5選
5. Google「Pixel Watch 2」
最後は、Googleが展開するPixel Watchシリーズの第2世代モデル。こちらも先述したGalaxy Watch6と同じく、iPhoneには非対応で、Android向けスマートウォッチです。モバイル通信が利用できる「4G LTE + Bluetooth/Wi-Fi」モデルのGoogle Storeにおける価格は5万9800円。 機能としては、モバイル通信だけでなく、Googleウォレットに設定した決済手段を使ってのタッチ決済が可能です。また、ウォッチ自体のデザインも洗練されており、さらに第1世代モデルの弱点だったバッテリー持ちも改善されている点が評価できます。 こちらはデザインにこだわりたいAndroidユーザーにおすすめの一台と言えます。 関連した機能としては、転倒検知や、緊急SOS、緊急事態の共有、安全確認機能などをサポートしているのがポイント。例えば、早朝や夜間のランニングなどでも、家族や友人にユーザーが無事であることを知らせる手段となるでしょう。 最後になりましたが、スマートウォッチでモバイル通信を利用するためには、対応の通信プランを契約せねばならず、僅かながら月額の維持費が発生します。 一方で、モバイル通信が行えれば、スマートフォンのバッテリーが切れたタイミングや、スマートウォッチだけでランニングに向かうようなタイミングで、連絡手段が確保でき、安心を得やすいことも事実。自身のライフスタイルに応じて、こうした機能がコストに見合うかどうかを見極めつつ、検討してみましょう。
<文/井上 晃>