手ぶらで出かけられる通信や決済が可能なLTE対応スマートウォッチ5選
3. Apple「Apple Watch Ultra 2」
GPS + Cellularモデルでモバイル通信を利用すると、非使用時に比べてバッテリー消費が早くなりがち。しかし、アウトドア向けモデルの「Apple Watch Ultra 2」は、バッテリー持ち時間がほか2モデルよりの倍ほど長いため、モバイル通信を利用しながらでも長時間の運用がしやすい点でメリットがあります。ただし、その価格は12万8800円と高額になるため、人を選ぶ機種とも言えるでしょう。 なお、先述した2モデルではGPSモデルとGPS + Cellularモデルを選択できたのに対し、「Apple Watch Ultra 2」ではGPS + Cellularモデルしか用意されていません。 対応する機能は、大部分がApple Watch Series 9と共通しています。一方で、Apple Watch Ultra 2はケース素材にチタニウムを採用し、過酷なアウトドアシーンでも対応できる仕様も備えます。同モデル特有の物理ボタンとして、アクションボタンを備えていることもポイントです。また、水深40mまでのレクリエーションダイビングで使えたり、緊急時のサイレンを鳴らせたりもします。
4. Samsung「Galaxy Watch6」
Android向けモデルとしては、「Galaxy Watch6」があります。こちらは、iPhoneでは利用できず、Galaxyブランドのスマートフォンと、その他のAndroidスマートフォンで利用できるモデル。NTTドコモやauでも取り扱われており、モバイル通信を利用できる希少なスマートウォッチのひとつです。 同社のスマートウォッチとして初めてFeliCaチップを搭載していることもポイント。クレジットカードのタッチ決済だけでなく、一部電子マネーを使ったタッチ決済も利用可能になっています。 その他の機能面では、生体インピーダンス法(BIA)センサーを使った、体脂肪や骨格筋率等の体組成データの計測が行えることがユニークです。そのため、運動習慣にこだわりたいAndroidユーザーにおすすめの一台といったところ。