「目指すは”死ぬ死ぬ詐欺”」 すい臓がんを告白したDr.コパが語る明るい闘病 「風水も試してます!」
風水を広めた第一人者、Dr.コパこと小林祥晃氏(77)がすい臓がんになったことを公表した。現在、病院での治療を受ける一方、独自の風水療法も実践中だという。明るく前向きな“がんとの闘い方”を聞いた。 【写真を見る】「風水を試すのが楽しい」と語る、現在ステージ3のDr.コパ氏(77) ***
風水とは衣服の色や家具の配置、食べ物の種類など暮らしに関するあらゆる環境を整えて、運気を上げる学問とのこと。 「建築家が本業のコパさんは1990年代、当時プロ野球ヤクルトの監督だった故・野村克也さんが信頼を寄せていたことがきっかけで、風水の専門家として一躍時の人となりました。以降、この分野の草分けとして活動を続けてきた。銀座に自社ビルを構え、多くの著名な競走馬を所有する資産家としても知られています」(スポーツ紙記者)
“こりゃ死ぬな”と思い…
そんなコパ氏がすい臓がんにかかったと公表したのは、8月18日のことだった。本人が経緯を語る。 「元々、私は高血圧や糖尿などの持病があり、2カ月に1度、健診を受けていました。その際、腫瘍マーカー検査も行っていたのですが、毎回ではありませんでした。7月のある日、約4カ月ぶりに腫瘍マーカー検査を受けたら突然、すい臓がんが疑われたのです」 その後、別の病院でステージ3のすい臓がんだと診断されたという。 「7月31日から抗がん剤治療を始めたのですが、腫瘍マーカーの値は下がりませんでした。“こりゃ死ぬな”と思い、今後の人生をどうするか考え、公表しました」
「師である父から」
すい臓がんは治療が難しく、3年生存率は2割に満たないとされる。 とはいえ、コパ氏は元気そうだ。抗がん剤により髪が抜けたことで坊主頭にした以外、外見は以前とさほど変わらない。 「10月28日から11月15日まで入院し、重粒子線治療を受けました。今もまた入院を始め、抗がん剤治療を再開させています。さらに目下、私ならではの風水療法も並行して実践しているところです。実は昔、師である父からすい臓に効く風水を教わっていたのですが、これまで試してこなかった。現在、病院での検査結果の数値を踏まえながら、試行錯誤を繰り返すのが楽しみになっています」 具体的には、風水でどんなことをしているのか。 「あくまで例の一つですが、眼鏡をワイン系の色に変えるとか。ただし、がんを治してからでなければ、全容はお伝えできません。私は効果が立証できたものしか風水として認めないのです。医師によれば来年春ごろ、がんの進行スピードが見えてくるそうなので、そこで一定の効果が出たものを発表するかもしれません」