廃炉作業中の浜岡原子力発電所の1・2号機が「第3段階」に移行 中部電力が発表 静岡・御前崎市
中部電力は、廃炉作業中の浜岡原子力発電所の1・2号機について「第3段階」に移行すると発表しました。 2009年に運転を終了した浜岡原発の1・2号機は、これまで排気筒やタービンなど周辺設備の解体を進めてきました。 中部電力は18日、原子力規制委員会の認可を受け、25日から原子炉本体の解体にあたる第3段階に移行するということです。 被ばく線量を抑えるため、遠隔での水中切断などを実施するとしていて、「今後、詳細な作業計画を立て、万全の体制で解体工事を進める」としています。廃炉作業の完了時期は2042年度となる見込みです。