Apple Vision Proは「異空間にワープしたレベル」家電芸人かじがや卓哉が本音レビュー!
3 ジェスチャー操作 Apple Vision Proの操作は、目線と手、音声入力だけで行います。 例えばアプリケーションを開きたいときは、該当のアイコンに目線を合わせながら、人差し指と親指をくっつけるようにタップするだけ。 少し慣れは必要ですが、精度が大変高いので、ほとんどストレスなく操作できます。 これは、独自のアイトラッキング技術で、片目あたり10個以上の近赤外LEDと2個の赤外カメラで観測した瞳の情報をもとに、ユーザーの視線を算出することで実現しているそう。 コントローラーではなく視線とジェスチャーで操作できるなんて、かなり近未来感がありますよね。
購入して半年経った実際の使い方
アメリカでApple Vision Proを購入してから半年ほど経ちましたが、現在の使い方としては、読書や3D対応動画コンテンツの視聴、iPhone 15 Proで撮影した写真や動画の再生などが多いです。 例えば、電子書籍などのコンテンツを読むときは、Apple Vision Proを巨大ディスプレイのように使っています。 そうすると、ページが視野全体に大きく広がるように表示されるので、想像以上に読書が捗ります。 また動画は、「Apple TV」アプリや「Disney+」のプレミアムプランなどで配信されている、3D対応動画コンテンツを視聴しています。 これが本当に解像度が良すぎて、臨場感……というよりも、今までにない没入感があって凄いんです。 もちろん以前からVRゴーグルというものは存在していて、僕もmeta社から出ている最新のものを所有しています。 他のものは「あ、こういうコンセプトをやりたいんだな」と、頭で理解するワンクッションがある感じ。どうしても映像の鮮明さに欠けるため、何をしてもリアルさに欠けてしまうところはあります。 でもApple Vision Proは、空間に完全に入り込んでしまって、「異空間にワープした」ような感覚になります。