【おむすび】歩と亡き親友の父・渡辺との関係に注目 結は就職活動で苦戦
橋本環奈が主人公・米田結を演じる連続テレビ小説 第11週の見どころ
俳優の橋本環奈が、主人公・米田結を演じるNHK連続テレビ小説『おむすび』(月~土曜午前8時)。第10週では、結が子ども防災訓練の炊き出しを手伝ってほしいと頼まれ、震災の避難生活を経験した商店街の美佐江(キムラ緑子)たちに話を聞き、当時の悲惨さを知る様子などが描かれた。また、社会人野球で頑張る翔也(佐野勇斗)がスランプに陥る流れも。第11週はどんな展開になるのか。 【写真】「30代とは思えんくらい似合ってる」…仲里依紗が平成ギャルになりきった制服姿 (※以下、ドラマの内容に関する記述があります) 歩(仲里依紗)のビジネスパートナーである佐々木佑馬(一ノ瀬ワタル)が突然米田家にやってきて、歩にロサンゼルスでの仕事の依頼を伝える。旅支度する歩を結は止めようとするが、地震で亡くなった親友の父・渡辺孝雄(緒形直人)にとって自分は邪魔な存在だと言う。そんな中、結は栄養専門学校の2年生となり、就職活動が本格的に始まるが苦戦の日々が続く。 商店街の人々と距離を置き、人を拒絶してきた渡辺が第11週ではどう描かれるのか。NHKの制作陣は阪神・淡路大震災の被災者や避難所などの取材を何度も重ねてきたという。これまでも細かな描写にリアルさやなるほどと思うシーンが多かった。第11週でも渡辺の描き方に取材で感じたことが投影されるはず。渡辺は変化するのか、あるいはしないのか。また、結の就職活動の行方にも注目したい。 物語はギャル文化と出会った主人公が、やがて栄養士として“縁・人・未来”と、大切なものを次々結んでいく平成青春グラフィティ。
ENCOUNT編集部