疲れが取れない40代50代に【股関節を開いて心身をリラックス】全身が脱力する真珠貝のポーズ
しっかり寝たはずなのに翌朝起きても疲労感が残っていたり、常に体が重だるいなど、慢性的に疲れを感じている人、多いですよね。そんな悩みを解消するなら「真珠貝のポーズ」がおすすめ。寝る前1分行うだけで、全身がリラックスします。 ◆動画で詳しいやり方を見る【股関節を開いて心身をリラックス】全身が脱力する真珠貝のポーズ ■疲れが抜けない原因 慢性的な疲れの原因は、新陳代謝の低下により、体内の血液や水分の循環が悪くなることが考えられます。 私たちの体は、生存に必要な物質を取り入れて、古くなったものを排出するという入れ替わりが常に行われています。この働きを新陳代謝と呼びます。新陳代謝の働きが滞ると、老廃物が体内に留まってしまい疲労につながります。 またデスクワークなどで長時間同じ姿勢でいると、体がこり固まり血行が悪くなり慢性的な疲労につながります。 ■■新陳代謝を高める生活を心がけよう 新陳代謝を高めるためには、規則正しい生活週間や、栄養バランスのとれた食事を心がけ、できるだけストレスをためない生活をすることが大切です。また汗をかくことも代謝を上げる方法のひとつ。ぬるめのお風呂にゆっくりつかったり、軽めの運動を取り入れてみましょう。 ■疲れと老廃物を流す「真珠貝のポーズ」 ■■やり方 股関節は体の中で特に大きな関節部分であり、下半身の血液やリンパ節は鼠蹊部に集中しているため、血液循環やリンパの流れにとって重要な部位となります。意識的に動かすようにしましょう。 ①クッションを床に置き、その上にお尻を乗せ、足裏を合わせて大きな菱形を作ります。 ②両手のひらを天井に向けて、足首の上に置きます。 ③息を吸いながら背骨を伸ばし、吐きながら上半身を前に倒します。これを3回ほど繰り返しましょう。 ライター/中村優希(ヨガ講師)
中村優希