パリ五輪・ウエイト村上「気持ち良かった」 県庁で4年後に意欲
パリ五輪ウエイトリフティング男子102キロ超級で10位となった富山市出身の村上英士朗選手(29)=いちご、滑川高OB=は5日、富山県庁に新田八朗知事を訪ね、「ベストを尽くせた。応援が力になった」と感謝し、表彰台へさらなる飛躍を誓った。 村上選手は大勢の観客を前に試技ができたことに「気持ち良かった。国内の大会も盛り上げていきたい」と意欲を語り、4年後を見据えて「ロス五輪でメダルを取れるように頑張っていきたい」と決意を示した。 ●知事「奥さんの連載読んで応援」 新田知事は大会期間中、村上選手の妻里佳子さん(28)=富山市出身、滑川高OG=が富山新聞に寄稿した「五輪観戦記」を読んでいたという。「奥さんの連載で(パリに)行っているような気になって応援していた」と笑みを見せ、五輪の舞台に立った村上選手を「堂々たる姿で誇らしかった」とたたえた。 県協会の大門良輔会長、佐藤公治強化副部長(滑川高ウエイトリフティング部監督)が同行した。富山市役所も訪れ、藤井裕久市長に大会結果を報告した。