圧巻“3人抜きの神業”を予選決勝で披露。本大会で「20ゴール」を狙う、海外移籍内定の超高校級アタッカー【高校選手権の主役候補】
今年の公式戦でノーゴールは1試合だけ
2024年12月28日に開幕の第103回・全国高校サッカー選手権。出場48校がトーナメント形式で戦う同大会を盛り上げる主役候補は誰か。 【画像】広瀬すず・ガッキー・永野芽郁・川口春奈! 初代から最新20代目の月島琉衣まで「選手権・歴代応援マネージャー」を一挙公開! そのひとりが、日章学園のFW高岡伶颯(3年)だ。23年のU-17ワールドカップで4ゴールを決め、その才能を認められて早くも海外移籍、イングランドのサウサンプトンに加入内定している超高校級ストライカーである。 4-4-2システムで戦う日章学園では2トップの一角を担当。テクニック、機動力、決定力の全てがこの世代では超一級品で、身長は166センチながらも空中戦に滅法強い。献身的に守備をこなす力もあり、万能型のアタッカーと言える。 特筆すべきは強靭なメンタリティ。どんな局面でもブレずにベストパフォーマンスを出そうとポジティブにプレーできる高岡は、追い込まれても慌てず最適解を見つけ出そうとする。 プレー面で注目すべきはやはりシュート。右でも左でも正確にゴールを狙い、ミドルも装備している。今年の選手権予選決勝では疾風の如く“3人抜き”の神業を披露。そこから決めた一撃は、このストライカーの実力を示すシーンだった。 今年の公式戦でノーゴールは1試合だけ。この事実が高岡の凄さを物語るだろう。 「今回の選手権では20ゴールを決める」 そう意気込む高岡。有言実行なるか。 情報提供●松尾祐希(フリーライター) 構成●サッカーダイジェストTV編集部