「節約のために洗濯槽の掃除はしない」という母。本当に節約になっているのでしょうか? 衛生面が心配です…。
月1回を目安に洗濯槽の掃除をしよう
洗濯槽のなかは常に湿度が高いため、衣類の汚れや石けんカスがたまり、カビが繁殖しやすい環境となっています。カビ汚染を防ぐためにも、月に1回程度を目安に洗濯槽掃除を行いましょう。 最低でも2ヶ月に1度は行い、家族の人数が多い方や洗濯頻度が少ない方は、カビが繁殖しやすくなっている恐れがあるため、掃除頻度を増やすことも大切です。 月に1回の洗浄であれば、1回の洗浄運転で20~30円の電気代しか発生しません。いくつかの機能を併用したとしても大きな電気代が発生するわけではないため、「掃除をしないことによって節約になる」とはいえないでしょう。
洗濯槽の掃除におすすめのクリーナー
洗濯槽を掃除する際は、洗濯機の洗浄機能と併用して、クリーナーを使用しましょう。使用するクリーナーの種類は、製品によって異なるため、事前に使用説明書を確認する必要があります。 洗濯槽洗浄で使用するクリーナーは、塩素系クリーナー、酸素系クリーナー、重曹の3種類です。早く簡単に掃除したい方には、塩素系クリーナーがおすすめです。塩素の臭いが気になる方や肌が弱い方は、酸素系クリーナーや重曹を使用しましょう。 ドラム式洗濯機、縦型洗濯機どちらでも使用できますが、メーカーによって使用を推奨しないクリーナーがあるため、自身の洗濯機に合わせて選ぶことが重要です。 出典 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部