【就活体験】「就活は恋愛と一緒」 自分の魅力を素直に伝えてアスリートコースで採用
14の採用コース
アイリスオーヤマの25年卒・新卒採用には、「文系総合職コース」「理系総合職コース」「アスリートコース」「日用品設計開発コース」「システムエンジニアコース」「開発職/技術職コース」など14の採用コースが設けられています。体育会のソフトテニス部に所属していた大野さんは、体育会に3~4年所属していると応募できるアスリートコースに応募し、採用されました。同社が14の採用コースを設けているのは、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)や希望職種によってコースを分けておくことで、面接時のやりとりをスムーズにする狙いがあります。 部活での絆が強かった大野さんは、就活についても先輩からアドバイスをもらうことが多かったそうです。 「就活はいつ頃から始めて、まず何に取り組むかといったことから始まり、面接でのアピールポイントまで教えてもらいました。『就活は恋愛と一緒だ』というアドバイスも受けました。好きな女性と付き合いたかったら、相手を知ることも、自分の魅力を素直に伝えることも大事です。面接でも会社のことをしっかり調べて熱意を伝えたうえで、自分の強みをしっかりアピールできたと思います」 大野さんは、「体育会はみんな本気でやっているからこそ、言わなければいけないこともあるし、うわべだけの付き合いではやっていけません。組織をまとめること、自分を律することを身につけられました」と、体験を語りました。 スポーツに一生懸命取り組んだことは、経済学部での研究にもつながったといいます。 「スポーツに関連したことを研究したかったので、オリンピック参加国の経済格差をテーマにしました。例えば、日本は武道系が強いなど、国によって強い競技がありますが、それが各国の経済格差やGDPとどう関わるのかということを調べました。就活の面接では部活のことだけではなく、こうした研究についても聞かれました。知識がしっかり身についていたことで、面接での話題も広がり、勉強や研究も手を抜かずにやってきてよかったと感じました」