【コミケ美少女レイヤー】「普段はアイドル」小鳥遊るいさん、幼少期からやりたかった涼宮ハルヒ
#ババババンビで活躍
――ご自身の活動についても伺いたいのですが、普段はアイドルをされているそうですね。 #ババババンビというアイドルグループの白色担当として活動をさせてもらっています。 ――アイドル活動はいつからされてるんですか? 活動を始めて4年くらいです。2020年の3月に大学を卒業して、その月にデビューが決まっていたんです。でもコロナが流行して最初の緊急事態宣言とデビューライブが重なってしまい、デビューできませんでした。 ――過酷なスタートだったんですね。 結構大変でしたね。それこそ最初のお給料を見た瞬間は絶句でした。とても生活していけないから実家に帰ろうかなと本気で考えていたんです。でも、SNSでの配信活動も行っていて、ファンの方からは「デビュー楽しみにしてるよ」という声をたくさんいただいて本当に励みになりました。すぐ元の生活に戻ると信じて、金銭面の限界が来るまでは頑張ってみようと。結果的に今はライブができるようになりました。 ――お客さんが入った初めてのライブはどんな気持ちで望みましたか? それはもう緊張でいっぱいでした。6月ごろには配信ライブはさせていただきましたが、実際に皆さんの前に立つことができたのは夏に行われた野外ライブだったんです。本当に観に来てくれる人がいるんだろうかと不安が大きくて、正直あまり覚えていないんですよね(笑)。その頃の#ババババンビを知っているファンの方からは「アイドルになったねー」と変わり映えにびっくりされます。なんなら自分でもそう思います。 ――小鳥遊さんがアイドルになろうと思った理由を教えてください。 元々アイドルオタクでもあり、アイドルになることにも憧れはありました。理系の国立大学に通っていたので正直、就活を頑張れば素敵な会社に行けたのかもしれないけど、大学で頑張ったから1年くらい別のことしてもいいんじゃないかなって思ったんです。1回就職しちゃったらアイドルになる機会って絶対ないじゃないですか。もしアイドルを目指して挫折したとしても、そこから就職はできるんじゃないか……と、ちょっとだけ頭によぎったんですよね。そんなタイミングでたまたまゼロイチファミリアという事務所でアイドルを作るという話を聞いて、「これはもう運命だ!」と思って入ることにしました。 ――運命の出会いですか。でもすんなりアイドルになれるものなんですか? これ、騙されたー!という話なんですが、入所する前に事務所の人から「月に1回か2回はライブをするけど、あまり踊らない系。そもそもそのグループはアイドル活動メインじゃないから、アイドルだけで生きていくことは難しいかもしれない。それでもいいなら入れてあげるよ」と言われました。