【日本郵便Honda Dream TP】2024 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2 SUPERBIKE RACE in MOTEGI
手島雄介監督コメント
日頃よりご支援いただいております日本郵便株式会社、Honda Dream、NTTコミュニケーションズの皆さまをはじめ、多くのスポンサー様に御礼申し上げます。 今大会は初めて5選手が揃い、第2戦もてぎ大会を無事に終えられたことに感謝致します。 昨シーズンより5台体制でチームを組ませていただき、チームをまとめることの難しさを痛感した中で、オフシーズンを通じてチーム編成を整理してきました。 また今シーズンは若手育成チームの立ち上げをし『日本郵便docomo business』から大和選手と若松選手を起用した新たなチャレンジを行なっています。もう一方では今までの『日本郵便Honda Dream』に世界を経験してきた3選手(高橋巧/小山知良/岡崎静夏)を入れる構図を取りました。個々の力が強くてもバラバラでは一つのエネルギーにはなりません。 今年は各チームが成長しやすい環境作りとコミュニケーションを取りやすい場を作るためにこのような2チーム構成としました。今大会の若松選手の優勝は本人の努力が一番だとは思いますが、このチーム編成が効果を発揮したとも捉えています。岡崎選手もチーム加入後初の6位入賞ということで非常に嬉しいスタートとなりました。2選手が我々に教えてくれたことは成長だと思っています。 高橋選手、小山選手、大和選手としては苦戦をしたレースとなりましたが、視点を変えれば成長の機会がまだまだあると捉え、私たちが自分自身を信じて、一つ一つのチームが形となり、最後にOne Teamになった時には絶対に強くなれます。また成長することもできると今回気づかせていただきました。 ただし、我々のチームが成長したとしても本当の目的にはなりません。 それは真っ赤に染まる応援団の皆様の光景を若松選手の表彰台の上から見た時に、応援いただく皆様と一つになり成長することが本当の目的だと思ったからです。 成長の形は様々あれど、レースの世界で出す結果を通じて社会へ貢献出来るものを創りあげてこそ成長だと私は思います。この“成長心”というものを今後も意識しながら次のSUGO大会に向かっていきます。 是非、SUGO大会も一緒に戦いましょう。
Webikeプラス編集部