市村正親、“親”のような立場で黒島結菜と共演 「かわいいだけじゃない」魅力明かす
日テレNEWS NNN
俳優の市村正親さん(75)と堤幸彦監督が21日、映画のレッドカーペットイベントに登場。市村さんが共演者の黒島結菜さん(27)の魅力について語りました。 【画像】中川大志、丸山礼、市村正親らが出演 映画『夏目アラタの結婚』新キャスト発表 堤監督がメガホンをとった映画『夏目アラタの結婚』(9月6日全国公開)は、柳楽優弥さん演じる児童相談所の職員・夏目アラタが、黒島さん演じる連続殺人犯の死刑囚・品川真珠にプロポーズすることから始まる獄中サスペンス。市村さんは、品川真珠の言動を懐疑的に見ながら裁判を見守る裁判長を演じました。
■作品の注目ポイントは「顔面歌舞伎」
市村さんに、“連続殺人犯の死刑囚”という難しい役どころを演じた黒島さんの印象を聞くと、「試写を見たときに、いろんな部分が見えて“この子はすごい役者だな”と思って。かわいいだけじゃないんですよ。かわいいからこそ出せる恐ろしさ・強さが、あんな細い体からにじみ出ていて。すごくうれしかったですね、“親”としては」と回答。堤監督から「親なんだ」とツッコまれると、「裁く方の立場なんだけど心の中は親のような目・心情でその場に立っていました」と、自身の演技を振り返りました。 そして、堤監督は映画の注目ポイントについて「全体の6割以上が、俳優の顔面で構成されています。“顔面歌舞伎”と呼んでいますけど。表情を作るってなかなかすごいこと。このレベルの俳優さんじゃないとできない筋肉の動き、ミリ単位の表情の動きで感情が変わってくる。(そこを)ぜひ見てほしい」とアピールしました。