昆虫食に挑戦!~タガメは青リンゴ味?470種類の虫を食べた「虫ソムリエ」が教える昆虫食のススメ
佐伯:ベースは魚肉ソーセージを使っていて、その中にチーズと蚕を混ぜている感じになります。 日比:なるほど!練りこんであるわけですね! 日比、三森:いただきます! 三森:これおつまみにありそうじゃないですか?チータラみたいな! 日比:確かにチータラだ!噛めば噛むほど数の子みたいなこってりした魚卵感が出てきますね。臭みがなく、より濃厚なチーズって感じがします。ビールが飲みたくなります!おつまみにいい! 佐伯:以前、ラオスでNGOの活動をしていたのですが、その時に「蚕ソーセージ」をお土産で持っていったら、「あんまり美味しくないけど、焼いたら美味しくなりそう」とラオス人に言われて実際に焼いてみたら、本当に「焦がされて香ばしくなっておいしいね」となり、ジャーキーが誕生したんです。 ■辛口の日本酒に合うコオロギの味とは? 佐伯:次はシンプルなコオロギです!こちらは京都の生産者さんが生産したもので、本来、野菜だけだとうまくコオロギは成長しないのですが、出荷する直前にだけ京野菜を食べさせることで風味があがるということを発見し、その製法で作られたコオロギになります。 日比:コオロギです!目もあって口もあって、顔もよく表情が見えますね。前足はキュッとまとまっています。 日比、三森:ではいただきましょうかね。コオロギさん、いただきます! 日比:おいしい!桜エビや甘エビのフリットみたいな感じ。エビだ! 三森:肝感というか…コクのある部分もあるのでこれがお酒に合うのでしょうね。 日比:これは辛口の日本酒。冷でお願いします!日本酒飲みたいですね。 佐伯:これはお酒に合うと思います。タイとかラオスの飲み会の時にコオロギとかオケラがお皿に載るんですけど、他のごはんがあるのにあっと言う間にビールと一緒になくなってしまうんです。 日比:昆虫ならではなのか、食べ終わった後の臭みがスッとナチュラルに消えていくので胃もたれしなさそう。 佐伯:サクッと食べられるのと、煮干製法なのでガリっとした食感が特徴です。