昆虫食に挑戦!~タガメは青リンゴ味?470種類の虫を食べた「虫ソムリエ」が教える昆虫食のススメ
日比:(タガメサイダーの香りを嗅いで)青リンゴだ!青リンゴでもありシソっぽい爽やかないい香りがします。 三森:ただ青リンゴサワーにタガメのエキスを入れて「美味しいでしょ」っていうのだと面白くないので、カメムシとか昆虫食の風味のおいしいバランスを探って作られたそうです。 日比:タガメって体によかったりするんですか? 佐伯:分かりません!体にいいかどうかは本当にこれからって感じですね。研究がこれまでされてこなかったっていうのが昆虫食の今の状況で、ようやく他の食材と同じくらいに大学の先生たちも研究をし始めたところです。 三森:日本にもタガメはいますけど、絶滅危惧種なんですよね。僕らも保全活動に関わらせていただいてるんですけども、TAKEOさんはこのタガメサイダーの売り上げで保全に関わる研究などの支援もされているんです。おいしくて保全活動に参加できるというのは飲むSDGsじゃないですか。 佐伯:タガメ基金という形で長崎大学の大庭伸也准教授というタガメの研究の第一人者がいらっしゃるんですけども、その先生に売上の一部を寄付させていただくっていうのを毎年やっています。 ■ラオスで誕生!お酒にピッタリの蚕ソーセージジャーキーの味とは? 日比:次は中級いってみましょうか! 佐伯:次はクセを感じていただこうかなと思い…。蚕ソーセージのジャーキーをお持ちしました。 日比:出ました! 佐伯:蚕ソーセージというものを商品化しておりまして、それを干して炙ったものになります。これまでは「絹にする」ことが養蚕農家の使命だったと思うのですが、「色々な使われ方があってもいいんじゃないか」ということで、アシザワ養蚕さんにお声がけいただき商品化しました。 三森:ごぼうとか芋系のスライスをフライにしたもののような… 日比:ですね!本当に薄めのサツマイモスティックみたいな感じ! 佐伯:つぶが入っていると思いますが、これが蚕のサナギの皮ですね。 日比:香りは魚介系ですね。