オジサン、雨だからって手を抜いてない? 防水性高くてもカッコ良く履けるビジネス靴5選とは
ジョンロブの名作として名高いUチップシューズ「シャンボード2(Chambord2)」。 甲革を乗せたトライアングルステッチと、つま先のスキンステッチなど複雑な仕立てには、職人たちの技術が冴え渡ります。 @sho.1588さんの「シャンボード2」は、しなやかで丈夫なバッファローレザーを採用。天然のシボが印象的で、全天候型の革として使い勝手の良い革です。 ソールは、雨の日や多少の悪路にも強く、ほんのり弾力があるジョンロブオリジナルのラバーソール"オクトーバーソール"でしょうか? 雨の日にジョンロブは贅沢すぎではありますが…、気にせず履いて、きちんと手入れして良い状態をキープするというのは素敵です。 そんな日々を繰り返して経年経過した靴には他にはない、唯一無二の味が現れることでしょう。
エドワードグリーンの「ドーバー」
続いては、16回目の登場となる@cgmh_kskさんの投稿から。エドワードグリーン(EDWARD GREEN)の「ドーバー(DOVER)」ユタカーフです。
1890年に創業者エドワード・グリーン氏がノーザンプトンに工房を設立。3人の息子とともにミリタリーブーツなどをメインに紳士用の靴を手掛けるところからスタートした、エドワードグリーン。 モカ部分のスキンステッチが特徴的で、Uチップを代表するモデルが、「ドーバー」です。 @cgmh_kskさんの「ドーバー」に使われているユタカーフは、フランス・アルザス地方にあるハース・タナリーズ(Haas Tanneries)にて制作。9種類のオイルを染み込ませて、なめされているのが特長で、通常のカーフに比べて油分を多く含んでいるため、耐水性があります。防水皮革ではありませんが、土砂降りの雨でなければ問題はなさそう。 トナカイの皮革を使用した幻のロシアンカーフに似た風合いとスキンステッチのマッチングが絶妙です。 全体にモイスト&レノベータークリーム、トゥはタバコブラウンワックスで磨いているため、美しく輝いていますね! オイルを染み込ませたレザーは磨いて輝かせるのに苦労しますが、さすが@cgmh_kskさん、お見事な仕上がり。 パッと見ただけで靴への愛情をヒシヒシと感じます。