リュウ・ツァーがサッタリを破り初防衛。KO宣言は不発も「初めて防衛できてうれしい」【K-1】
3R、ツァーのパンチにサッタリが右カーフ。圧をかけるツァー。サッタリは前蹴り、右カーフ。ツァーは前に出てパンチ。サッタリは回ってかわして前蹴り、パンチ。サッタリのインローでバランスを崩すツァー。サッタリのパンチでツァーが鼻血。圧をかけるがなかなか手が出ないサッタリ。ツァーは右手をケガしたか、なかなか右のパンチが出ない。復活したサッタリがパンチを出し続ける。 判定は30-28、29-29、30-29の2-0でツァーがサッタリを辛くも退けた。
ツァーは試合後のマイクで「今回、K-1のリングで戦えて、防衛できてうれしいです。ただ今日は十分なパフォーマンスを発揮することはできなかった。KOで倒すと宣言していたができませんでした。もっと自分が主導的に攻撃していたら結果が違っていたかもしれない。でも初めて防衛できてうれしく思う。明後日10月1日は、中国にとって国慶節という建国記念日にあたる大事な日です。祖国を代表してうれしく思う。ここで皆さんにご報告があります。師匠のウェイ・ルイ先生に第2子が生まれました。この場を借りて“おめでとう”と言わせてください。最後にK-1のリング、応援してくれた日本、中国のファンの皆さんに改めてお礼をしたいと思います。これからもぜひ応援してください。そしてサッタリ選手、会見では私たちはパフォーマンスが乱れたんですが、私はサッタリ選手が本当は紳士的であることを知っています。盛り上げようとしてパフォーマンスをしてくれたことを分かっています。とても強い選手でした。改めてお礼を申し上げます」と挨拶した。