福岡市に国内最大級の屋内型スケボー場…国際大会用コースや初心者用練習エリア、スポーツ店入る商業施設も
福岡市は7日、ボートレース福岡（福岡市中央区）の敷地内で開設を検討していた屋内型スケートボード（スケボー）場について、整備計画の詳細を発表した。計約3000平方メートルで、屋内型スケボー場としては国内最大級という。2026年10月の供用開始を目指す。 【地図】福岡市のスケボー場整備計画
スケボーは、東京五輪で新競技になったことを機に人気が高まった。一方、市内の公園など禁止されているエリアでの使用が絶えず、練習施設の整備を求める声が上がっていた。スケボー場には、ボートレース場の駐車場などがあった敷地計約9000平方メートルを活用する。
発表によると、コースは階段やパイプなどの障害物を設けたストリート（1920平方メートル）と、おわん形のパーク（1050平方メートル）を整備。国際大会用のコースと初心者用の練習エリアを備え、飲食店やスポーツ用品店が入る2階建ての商業施設も設ける。総整備費は約14億7000万円を見込んでいる。
高島宗一郎市長は7日の定例記者会見で、「スケボーを思い切り楽しめる施設を作ることで、未来のスターが生まれることを期待している」と述べた。
