高速道路にある「キロポスト」って知ってる? 地味な看板の役割と3つの活用方法
キロポストの活用法一覧
高速道路ではランドマークとなる目印が少ないため、場所を指し示すのが難しい。しかし、キロポストの使い方がわかれば以下のような状況で役立てられる。 高速道路での事故/故障/異常の報告高速道路上のオービスや危険箇所の確認ハイウェイラジオでの情報収集 それぞれのケースでの詳しい使い方を解説していこう。 高速道路での事故/故障/異常の報告 事故や故障が起こった際は警察や道路管理会社、ロードサービスなどに連絡をすることになるが、高速道路上では具体的な場所を伝えるのが困難だ。 そんなとき「路線名」「上り/下り」に加えて「キロポストの数字」を伝えれば、正確な位置を素早く確実に伝えられる。 事故を目撃した場合や落下物/道路設備の破損の報告にも、同じようにキロポストの数値を伝えるとよいだろう。 高速道路上のオービスや危険箇所の確認 高速道路上にある施設などの所在を表す際もキロポストが用いられる。 高速道路会社が作成した地図や危険箇所を注意喚起する資料には、場所がキロポストで示されている。また、オービスの設置箇所もキロポストで示されることが多い。 高速道路に関連することで「KP」という単位が出てきたらキロポストを表していると思ってよいだろう。 高速道路のオービスで捕まった場合にも、呼出状などには「◯◯道△△キロポストの位置」のように、高速道路のオービス撮影場所がキロポストで細かく記載される。 ハイウェイラジオでの情報収集 車内や、サービスエリア(SA)/バーキングエリア(PA)の館内放送で流れるハイウェイラジオでも「◯◯キロポスト付近で事故」「◯◯キロポストを先頭に5kmの渋滞」など、キロポストで場所が指し示されることが多い。 もちろん目印となる付近のSA/PA/インターチェンジ/ジャンクション名で大まかな場所を伝えてくれるが、キロポストの意味がわかればより正確な情報が入手できる。