最高額は誰だ!? Jリーガー市場価値ランキング11位。浦和脱出で復活!? 欧州産のエースFW
明治安田Jリーグの2024シーズンが開幕した。J1リーグで最も高い市場価値を持つのはどの選手なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は2月22日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
11位:キャスパー・ユンカー(名古屋グランパス) 生年月日:1994年3月5日 市場価値:170万ユーロ(約2億3800万円) 2023リーグ戦成績:33試合16得点3アシスト 市場価値170万ユーロ(約2億3800万円)でJ1リーグ市場価値ランキングの11位にランクインしたのは、名古屋グランパスのキャスパー・ユンカーだ。世代別デンマーク代表に選出された経験を持つユンカーは、ノルウェーのFKボデ/グリムトで2020シーズンに27ゴールをあげてリーグ得点王となっており、2021年4月に浦和レッズに移籍した際にも多くのゴールを奪うことを期待されていた。 しかし浦和では怪我による欠場の影響もあり、2021シーズンに9ゴール、2022シーズンに7ゴールと、年間を通してリーグ戦の得点が2桁に届かず。この間に市場価値も自己最高額の200万ユーロ(約2億8000万円)から160万ユーロ(約2億2400万円)にまで下落してしまった。 それでも、ユンカーは2023シーズンに期限付き移籍で加入した名古屋グランパスで得点力を取り戻していく。巧みなポジショニングと抜け出し、高いシュート能力を発揮してゴールを量産し、J1得点ランキング3位となる16ゴールでフィニッシュした。この活躍によって市場価値も現在の170万ユーロ(約2億3800万円)まで持ち直すこととなる。2024年冬に名古屋へ完全移籍となったユンカーは、新シーズンも得点を重ねていくことができるか。
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