厚底+デカ底で、後半のバテを抑えるハイキングシューズ「ホカ/アナカパ 2 ミッド GTX」|これからの山道具図鑑Vol.3
環境にやさしい素材を多用
機能はもちろん、環境にやさしい素材選びも、ホカは先進的だ。 撥水加工は、環境リスクが懸念されるPFC不使用。防水透湿素材はリサイクルポリエステルを使ったゴアテックスインビジブルフィットを採用。アッパーやシューレースにもリサイクル素材を、ミッドソールには30%サトウキビ由来のEVAを使用している。 欧米の軽量ハイキングシューズを手掛けるブランドは、こうした環境配慮製品を多く開発。自然、山で遊ぶ私たちが選ぶべきブランド、シューズに思える。
歩きの安定感は、ホカならではの機能
今回、テストで樹林帯、岩場、一歩進むと半歩下がるような砂礫道を歩いて感じたのは、このシューズの安定感の高さ。本当にグラつきが少ない。そしてクッション性が高いので、疲労の影響が出る後半の下りで、足さばきが軽いままだったということ。 もし、これまでよりも長い距離の山歩きに挑戦するなら、また後半の下りでいつも足がグラグラとなって笑いがちなら、トレーニングに励むとともに、このアナカパ2ミッドGTXを試してみるとよいかも。そしてカカト着地ではなく、フラット着地で足にやさしい歩き方を身に付けて、このシューズを履きこなしてみてほしい。 アナカパ2ミッドGTXの詳細はこちら。 編集◉PEAKS編集部/文◉ポンチョ/写真◉長谷川拓司
PEAKS編集部