井上尚弥vsネリの5月開催、アラム氏は「確信している」と強調! 階級上げにも言及「2025年にはフェザー級へ」
“モンスター”と“悪童”の対決が実現しそうだ。 米興行大手トップランク社のボブ・アラム氏が現地1月12日、英ボクシング専門誌『Boxing News』の公式YouTubeに登場。現在対戦が噂されている世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)vs元世界2階級制覇王者のルイス・ネリ(メキシコ)について、「この試合の5月開催を確信している」と述べた。 【PHOTO】井上尚弥がKO勝利!史上2人目となる2階級での4団体統一王者に輝く! 去る12月26日には、東京・有明アリーナで前WBA&IBF王者のマーロン・タパレス(フィリピン)に10回KO勝ちし、史上2人目の2階級4団体王座統一を達成した井上。米老舗専門誌『The Ring』の「ファイター・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)」に選ばれるなど、現在のボクシング界で傑出した存在感を放っている。 現在、次戦の対戦相手として注目されているのが、WBC同級1位で指名挑戦権を持つネリだ。現地1月8日には、米放送局『ESPN』が「イノウエとネリは、誰もが認めるスーパーバンタム級王座を懸けて、5月に東京で対戦する契約に合意した」と報じており、正式発表はまだだが、対戦実現に近づいていることは間違いない。 さらに、今回インタビューに応じた伝説のプロモーター、アラム氏は、「まだ決まっていないが、5月開催だと確信している」と強調したうえで、「彼(井上)は今年いっぱい122ポンドにとどまるつもりだ」と言及。また、将来的な階級上げについても触れており、「そして2025年のフェザー級転向も考えている」と話していた。 スーパーバンタム級でも勢いが止まらない井上。過去に多くのトラブルを起こし、“悪童”として知られるネリ戦の行方に今後も注目だ。 構成●THE DIGEST編集部
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