【実践インプレ】電動になった「新しいリキッドウインド」は、真夏の救世主だった!
真夏のライディングを快適にするアイテムとして、RSタイチの「リキッドウインド」に新作が登場しました。 【画像】RSタイチの「リキッドウインド」と関連アイテムをギャラリーで見る(16枚) 「リキッドウインド」を簡単に紹介すると、冷却水を入れた腰のボトルから、ベストの送水チューブを通してアンダーウエアを直接濡らし、バイクの走行風で急速に冷却させるという冷感アイテムです。冷却水と走行風で冷やす「着るラジエーター」だなんて言われています。 冷感スプレーをカラダに吹き付けてバイクに乗った "あの清涼感" を皆さん一度は体感したことはないでしょうか?・・・そうです!あのひんやりとした心地よさを、ずっと体感できる夢のようなアイテムなのです! 文/Webikeプラス けんたろう
2024年モデルは何が変わった?
従来のモデルでは、霧吹きのように『手動で』レバーを握って送水する必要があり、さらにタイチ指定のアンダーウエアしか使用できず煩わしさがありました。 2024年の新しいリキッドウインドは、腰に装着したボトルから専用の冷却水を『自動で』送水し、ベスト内のチューブを通じてアンダーウエアを直接濡らすことができるようになりました。また、ベストにチューブが搭載されたことで、好きなアンダーウエアを使用できるようになったことも大きなメリットです。
必要なアイテムは?
リキッドウインドを使用する際に必要なアイテムは、 ①首元の前後から冷却水が吹き出すチューブを備えた「RSU502 リキッドウインド 送水クールベスト」 ②電動になった「RSP510 リキッドウインド 保冷ボトルキット」 ③冷却水に使用する「RSP501 ギャツビーリキッドウインド ウォーター」の3つです。
使い方について
────────── 【1】ボトルキットに専用の冷却水を入れる ────────── 2重真空構造の保冷ボトルを取り外し、専用の冷却水を入れます。 この専用の冷却水はマンダムと共同開発されており、爽快感が高い清涼成分が配合されていて、ひんやりとした冷たさが長時間持続するとのこと。消臭成分も配合し、無香料でベタつきも気にならず、快適な使用感です。 さらに、オプションとして新発売されたRSP511 リキッドウインド 保冷ボトル専用冷却パックを使用することで、冷却水の温度を長時間冷たく保つことができます。 ────────── 【2】ベストを着る ────────── 好きなアンダーウエアの上にベストを着ます。(撮影時はわかりやすいように白Tシャツを着ています) ベストの内側に送水用のチューブが通っており、右側にはポケットが有るだけのシンプル設計です。ベストのジッパーは中央よりやや左にオフセットされており、アウターのジッパーと重なって肌触りが悪くならないように配慮されています。 身長177cm、体重70kg、普通体型で、サイズはLでちょうどよかったです。 ────────── 【3】ボトルを腰に装着し、ベストの送水チューブとボトルを接続する ────────── ボトルを腰に装着します。ボトルは腰回りに付属のベルトで装着し、ワンタッチで脱着できるので、バイクから降りたときも簡単に外せます。 そして、ベストから垂れている送水チューブとボトルを接続します。チューブはボトルキットに差し込むだけで接続でき、取り外すときは黄色いボタンを押すだけの簡単設計です。 ────────── 【4】メッシュジャケットを着用する ────────── そして、お持ちのメッシュジャケットを着用します。 走行風を取り込むことで冷却効果を最大限に発揮するため、アウターには必ずメッシュタイプのジャケットを着用しましょう。今回はIXONのメッシュジャケットBURNING AIR Aを着用しました。 ────────── 【5】電源をオンにする ────────── あとは、電源ボタンを3秒間長押しして電源をいれるだけ。 電源ボタンは視線を落とさずに操作できるように工夫されており、自動的に首元のチューブから冷却水が適量染み出してきます。 5分ごとに5ml自動で送水するオートマチックモードと、任意のタイミングで送水できるマニュアルモードがあり、連続駆動約200時間の内蔵充電池により、一度の充電で複数回のツーリングに使用できます。ちなみに、充電はUSB-Cで行います。