たけのこ、つぼみ菜など春食材で作る 彩り鮮やか【春のちらし寿司レシピ】 鰆の代わりにツナ缶でもOK!
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.245 春のちらし寿司
鰆、カニ風味かまぼこ、たけのこと、ここ最近の私の「のっけメニュー」で使ったものをあれこれ散らしました。こういう使い切り方を覚えるの、大事。鰆を焼くのが手間ならツナ缶でもOK。春が旬の「つぼみ菜」という野菜も加えています。 ■材料(1人分) ・鰆:1切れ(60g程度) ・たけのこ(水煮):40g ・つぼみ菜:40g ・カニ風味かまぼこ:20g ・卵:1個 ・水:100ml ・白だし:小さじ2 ・塩:小さじ1/4 ・サラダ油:小さじ1 ・酢飯:1膳分 ・いりごま:適量 ■作り方 (1) 鰆は塩と酒を軽くふって(分量外)15分ほど冷蔵庫でおき、グリルなどで焼いて、ほぐしておく。たけのことつぼみ菜は小さめのひと口大に切る。 (2) 鍋に水、白だし、塩、切った筍とつぼみ菜を入れて火にかけ、沸いたらやさしめの中火にして3分煮る。 (3) フライパンに油をひいて中火にかけ、卵を炒っておく。 (4) 酢飯の上にいりごまをふり、ほぐした鰆、(2)と(3)を散らし、カニ風味かまぼこをのせる。 つぼみ菜は福岡で生まれた野菜で、クセが少なく、旨みに富む野菜です。加熱するとほくっとした食感になり、炒めものやスープにいいですよ。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司