九州・山口、23～24日も大雨の恐れ…梅雨前線が停滞し暖かく湿った空気が流れ込む見込み

6/23(日) 10:11配信

九州・山口

　梅雨前線の影響で、九州・山口では22日も雨が続いた。大雨に見舞われた九州南部では、鉄道が一時運転を見合わせるなど公共交通機関にも影響が出た。23日から24日にかけても大雨となる恐れがあり、気象庁は浸水や土砂災害への注意を呼びかけている。【写真】「線状降水帯」鹿児島県で今年初めて発生…土砂が流入した国道226号（21日午前、鹿児島市喜入前之浜町で）

　同庁によると、22日午後7時までの24時間降水量は宮崎県都城市で155・5ミリ、鹿児島県霧島市で100・5ミリ。20日の降り始めからの降水量は同県指宿市と同県鹿屋市で470ミリを超えた。

　梅雨前線は24日にかけて九州付近に停滞する見込みで、前線に暖かく湿った空気が流れ込んで大雨となる恐れがあるという。23日午後6時までの24時間降水量は、九州・山口の多い所では200ミリが予想されている。

　熊本市や佐賀県武雄市などは22日、避難所を開設し、高齢者らに避難を呼びかけた。