小池克臣が推す「予約困難予備軍」の焼肉店はここだ! とにかく楽しい!? 肉への愛にあふれた個性派店主によるコスパ最強焼肉店
川崎名物!? 癖の強い店主の素性とは?
「エンジョーーーーイ!」とパワフルな声で底抜けに明るいテンションと金髪ルックにまず驚く、オーナーシェフの郭テヨンさんは、焼肉店「韓の台所」グループ出身。渋谷店をはじめ、20年ほど経験を積んだ経歴を持つ。「SATOブリアン」店主・佐藤さんも同グループ出身で、同じ時代を切磋琢磨したビジネスメンバーだ。道玄坂「ヤキニクバル 韓の台所 カドチカ店」や、ハワイ・カカアコ店の立ち上げに関わったあと、自分のやりたいことを小さいお店で追求するために、日本へ戻り独立。都心ほど高くない、奥様の地元である川崎の地で開業に至った。
韓国にルーツを持つテヨンさんはハワイにいたこともあり、ただならぬ陽気な個性とハッピーオーラが全開。とにかくいいお肉でお客様を喜ばせたい!をモットーに、エンタメ要素強めな焼肉劇場が開幕される。料理上手な祖母から受け継いだ自家製果実酒がずらりと並ぶ焼き場(厨房)の窓から、次々と焼肉が配される。うま味調味料や胡椒は使わず、赤身肉に合うように塩は炒って削って自ら作るこだわりようだ。
小池さん「とにかくテヨンさんのキャラに圧倒され、全力で味わい楽しんで欲しいとの思いが伝わってきます。でも肉に対しては勉強熱心だし、真面目で真剣なので、そのギャップに驚きました。見た目に美しい肉塊がドーンと重ねて出される、圧巻のパフォーマンスから始まり、おまかせスタイルなので終始ワクワクが止まりません。そんなお店ってなかなかない! 自信がないとできないですよね。」
小池さんおすすめの「オーダー必須」のメニューとは?|小池さんがうなった、2種の「リブロース」
圧巻の肉塊から丁寧にカットされた、リブロースからスタート。小池さんがおいしいとうなり絶賛した、オーダー必須のリブロースは「まき」と「しん」の2種類異なる部位を贅沢に堪能できる。
リブロースのしんは、小池さんが必ずオーダーしたい部位。シンプルに塩だけで炭火焼きされたお肉を、大根おろしに巻いて。「目を閉じて~」とのテヨンさんの掛け声も、肉に全集中して食べるスイッチに。