『シャッフルアイランド Season5』7話ーー「ねぇ、ちゅーしていい?」ギャルモデル、キスで“最速アプローチ”
ABEMAにて、7月12日より放送中の恋愛番組『シャッフルアイランド Season5』。南国リゾートを舞台に、メンバーがふたつの島を行き来する“シャッフル”に翻弄されながら、7泊8日で運命の恋を見つけ出す、“全員陽キャ”のラブバカンス。この夏、最もホットな美男美女たちが本能のままに見せる、ときに熱く、ときには儚い恋に、視聴者も心もだえてしまうことだろうーー。 【写真】男子メンバーにハグされるグラビアアイドルと女性タレント 以下より、8月23日放送の7話の見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。 ・たいしろう&あやか、意中の相手に向けたまっすぐなアプローチの数々 7日目開始時点で、メンバーの滞在島は次の通り。 【Island BLUE】 さくら、COCO、さゆり、たいしろう、アレック、なおと、レオ、あやか 【Island PINK】 ひゅうが、SHUN、なつみ、きょうか、じゅんや、あのん、ちぴたん、りくと 今シーズンも終盤戦に。通例でいえば、残りのシャッフルはこの日の1回のみ。現状、SHUN(マーケティング会社経営)、さゆり(モデル)、レオ(アパレル経営)以外は、全員とも意中の相手と同じ島に滞在できており、そろそろ気持ちも固められてきたのではないだろうか。 この日の夕方すぎまで、BLUE島では2組、PINK島では4組が2ショット。それぞれ駆け足ながら解説すると、BLUE島ではなおと(アーティスト)×あやか(俳優)に新たな風が。COCO(タレント)への失恋による心の波も落ち着いてか、最終日に向けてあやかを意識しかけているなおと。いつでも素直なあやかに惹かれてか、「“会えてよかった~”のハグをしたかった」という彼女の要望に「する?」と反応。それに対して、あやかが「え、していいの?」と、目を輝かせていたあたり、本当にいつ見ても理想の女の子像にほかならない。 たいしろう(パーソナルトレーナー)×COCOはプールに入り、同じ浮き輪で密着しながら、残り少ない時間を噛み締める。COCOのビジュアルなどが「完璧」だと矢継ぎ早に褒めたのち「最後だし、ハグしていい?」「一生このままでいい?」といった流れにはやや焦りが見えたものの、彼が本領発揮をしたのはこの日の夜。自身の想いを正確に伝えるべく、手紙をしたためてきたという。それを読み上げるなか、COCOの瞳には次第に涙が。彼女も語っていたが、ドキドキこそ少ないものの、かわいらしさが溢れ出るたいしろう。デカいけど、子犬みたいだぜ。 ・じゅんや、最後に選ぶはなつみか、ちぴたんかーー「ねぇ、ちゅーしていい?」 PINK島では、もはや“じゅんぽ”が本名なのかと思えるくらいにその名が浸透した、じゅんぽ、ではなくじゅんや(モデル)が、ちぴたん(nutsモデル)、なつみ(タレント)と順に話し合う。じゅんやを追うべく、直前にPINK島に上陸したちぴたんのアプローチはものすごく、彼女の竹を割ったような性格には、スタジオゲストの犬飼貴丈からも「ギャルいいな」の賛辞を引き出したほど。 ただ、たいしろう同様、というかもう全員とも、残り1日を切って時間がない。ここからカップル成立に漕ぎ着けるにはどうすべきか? 簡単。限られた時間のなかで、その密度を上げるしかない。では、その“密度”とは具体的に? こと『シャッフルアイランド』でいえば、手繋ぎ、ハグ、キスのどれかだろうーー。 ちぴたんはこの日の夜、じゅんやを再び呼び出すと、前述の3つの候補のうち「つないでいい?」と確認しながら、流れるように手を絡める。さらに「ちぴ(ちぴたん)はじゅんぽに振り向いてほしいから……ねぇ、ちゅーしていい?」と、そのままキス。もう一度言おう。『シャッフルアイランド』で時間の短さに抗う最大の術は、手繋ぎ、ハグ。そしてキスである。それ以外に、選択肢はいらない。 ・あのん、ひゅうが×きょうかの2ショットに襲来「お似合いだと思うけど、負けたくない」 そして、この日のメインイベントは、ひゅうが(動画クリエイター)を巡る、あのん(グラビアアイドル)ときょうか(フィットネストレーナー)の“三角関係”。悲しいのは、あのんを追って今朝方にPINK島に到着したばかりのりくと(インフルエンサー)が到着早々、蚊帳の外となってしまったこと。 上陸時のブレスレットをあのんから渡されるでもなく、2ショットに誘って「会えてうれしい」と想いを伝えたとて、返ってくる言葉はなく、こくんと頷かれるのみだった。そのまま「そう、好きな人ができた」「ひゅうがくんが好き」とバッサリと斬られたわけだから、これから一日、この一件を引きずるのはもう確定。これならば、BLUE島でなにも知らない方が幸せだったのかも? 問題はここから。ひゅうが×きょうかがショッピングデート後にひと息。ショッピング時には手繋ぎ、その後もお互いのドリンクで間接キスをするなど、恥ずかしがりながら過ごしていたところ、まさかの……あのん、何度目かの襲来。彼女の登場時の画角こそ、もはやサスペンスドラマのそれである。 そんなあのんの「座っていい?」の一言に、思わずのけぞるきょうか。あまりにも新しすぎる“三者面談”スタイルでの3ショットに、ひゅうがも「すごい……状況だね」と息を呑むしかない。きょうかの方を見ると“はいはい、そうきましたか……”と、あのんのあざとさにお手上げといった表情だった。先ほどまで、ひゅうが×あのんが昨晩にしていた2ショットの誤解を解いたところだったのに、再び“おすね”モード突入である。 特に“どちらがひゅうがを好き?”など、明確な会話こそ交わさなかったまでも「お邪魔っぽいので」と、あのんに退散させられたきょうか。この行動だけで、現状の勢力図が誰しもに伝わってしまうはず。短いながら、あのんの恐ろしさを見せつけられたこのシーン。彼女のご機嫌ぶりが、逆に怖い。 ・SHUN×さゆり、PURPLE島で1時間だけのバカンス “ラストシャッフル”のルールも公開 さて、夕方ごろには、メンバーに渡されたタブレットに通知が。内容は、希望者はIsland PURPLEに上陸可能。ただし、滞在できるのは1時間のみというものだった。 この誘いにおおかたの予想通り、SHUN×さゆりは参加。さゆりがSHUNに抱きつきながら、彼の360°を意味もなく“くるくる”したり、SHUNも彼女の髪を“いじいじ”したりしながら、最後にはカップル成立後の展望も語り合ったところで、お約束のキスに。いくら『シャッフルアイランド』、いくらABEMAといえど“さすがにギリじゃない!?”と思えてくるほど、令和の織姫と彦星は大人なキスを見せつけてくれた。 意外だったのは、なつみがレオに会うべく、PURPLE島を訪れなかったこと。彼女曰く、改めてその人柄に惚れ込んだこの瞬間の気持ちを大切にすべく、7日目はあくまで“じゅんやの日”として過ごすことを決めたからだそうだ。レオが「心がへし折られた気分です」と嘆くのも無理はない。 また、最終日の告白についても発表が。告白をするのは男子から。そして、ラストシャッフルは女子限定の“貝殻くじ”で行なわれ、各島から必ず1名の移動があるという。BLUE島からさゆりが脱出を望むのは言わずもがなだが、PINK島は全員とも想い人が同じ島にいる状況。つまり次週、必ず涙が生まれてしまうのである。もはや筆者が代わってシャッフルの運命に飲み込まれたいくらいだが……なにはともあれ次週ついに、全員の夏が幕を閉じるーー。
一条皓太