「洗顔料」は本当に必要?洗顔料論争について美肌研究家・ソンミが回答
毎日の洗顔で、洗顔料を使う人と使わない人がいる。水洗顔でいいのなら時短になるし経済的だけど、肌のことを想うのならば、いったいどちらが正解なのか。今こそ洗顔料要否論争にピリオドを打つべく、洗顔料の必要性について、自他共に認める”美容オタク”であり、人気スキンケアブランドmeeth(ミース)の代表を務めるソンミさんに解説してもらった。 【写真】毎日“60秒洗顔”を実践してみた! ▼ソンミ 株式会社meeth代表/美肌研究家1989年1月11日生まれ。ファッションモデル・タレントを経て、現在美肌研究家として活動中。美容全般を発信する“美容家”ではなく、美肌を追求する“美肌研究家”
引き締めと保湿を同時に叶え、上向き肌に導く洗顔料
ーークレンジングと洗顔料では、性質の異なる汚れを対象にしているのですね。 「そうです。だからダブル洗顔は必要だと思ってください。『必要なうるおいまで落としてしまいそう』という理由で、洗顔料を避けてる方は、meethのリフティウォッシュを試してみませんか? 汚れは落としながらも肌につっぱりや乾燥は感じさせず、充実したうるおいを供給できる洗顔料になっています」 ーーリフティウォッシュの特徴を教えてください。 「まず世の中にない洗顔料を作りたいと思いました。保湿はもちろんですが、さらにどんな効果が欲しいか想像した時、寝起きの顔までケアできたらいいなと思い、張りのない肌にアプローチし、肌を引き締める洗顔料を開発の方に提案しました」 ーーそれで”リフティ”ウォッシュなんですね。洗顔料で肌の引き締めにもアプローチするというのは具体的にどういった仕組みでしょう? 「まず、朝起きた状態では肌から水分が抜けてしまっています。実は洗顔も乾燥を進めてしまう行為なのです。一時的に水分が肌の表面を覆いますが、バリアが弱まるので水分が抜けやすいのです。 結果、ハリのない状態が朝から続くことに。それを避けるために、肌に水分がとどまりやすい成分を配合し、ハリ肌が続く処方にしました」 ーー洗うだけでハリのない肌にアプローチして肌が引き締まるなんて、朝から気分まで上がりますね! 「meethの1番人気は化粧水ですが、2番目がリフティウォッシュです。4,950円と洗顔料にしては高価格帯ですが、使ってくださっている方たちからは『洗顔料はリフティウォッシュ以外使えない』という好評のコメントをいただいております」 ーー高保湿にもこだわってらっしゃいますよね。 「はい。水洗顔をしている方がいるように、洗顔後に乾燥を感じる方ってすごく多いんですよね。すっきりとした洗い上がり=肌のつっぱり感に結びつかないよう、リフティウォッシュでは2つの工夫をしています。 まずは肌にやさしく脱脂力が強くない脂肪酸の成分を選んでいること。そしてもうひとつは異性化糖、ヒアルロン酸 、コラーゲンなどパワフルな保水成分を配合して、肌の内側までうるおいを届けるよう仕上げました。さらに、くすみケアにも注力しています。 くすみ(※)を取るのにクレイを使っているのですが、カナダの森林地帯で、およそ1万2000年前の氷河期後に形成された地層に堆積していた天然クレイを採用しています。海から遠く離れた場所に存在するため、海水や汚染物質の影響も少なく、豊富なミネラルも特徴です。汚れはしっかりと吸着しながら、くすみのない明るく澄んだ肌印象を目指すことができます。 ただクレイは汚れの吸着力が高い分、乾燥を招きやすいという短所もあります。しかし一日中潤いが続く異性化糖を配合することにより、その心配も解決しています。 この異性化糖という成分自体は、洗い流したとしてもその成分は流れないのが特徴です。肌の表面に留まり、高い保湿効果を発揮してくれます。そしてターンオーバーにより角質が剥がれ落ちるときに一緒に落ちるものなので、洗い流すアイテムとの相性もいいと思いました」 ※汚れや古い角質による ーー年齢を重ねるごとにくすみも深刻になりがちなので、大人の女性にこそおすすめですね。 「まずはしっかりと汚れを落とし、溜めないことがくすみ抜けや透明感のある肌に繋がります」