年末の特殊詐欺被害防げ とよた真帆さん一日署長
年末に増加傾向にある特殊詐欺被害を防ごうと、警視庁志村署は8日、俳優のとよた真帆さん(57)を一日署長に招き、啓発イベントを開いた。とよたさんは「自身も特殊詐欺で怖い目に遭ったことがある」と明かし、「家族や友人で話し合うことが防犯になる」と呼びかけた。 とよたさんは板橋区の商店街で人力車に乗り、地元の中学生の演奏に乗せて通行人に手を振った。署員との対談では、署員が「警察官をかたる特殊詐欺が増えている」と説明し、「警察はお金を銀行口座に振り込めとは絶対に言わない」と聴衆に注意を促した。 三木健次署長は「非通知の電話には絶対に出ず、知らない人からの電話は無視してほしい」と話した。