日経平均は5日続落、268.13円安の「38,813.58円」で取引終了…米株安受け大幅下落も、指数が持ち直したワケ【12月19日の国内株式市場概況】
2024年12月19日(木)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
12月19日の日経平均株価は、前日のFOMC結果を受けた米株安の流れを引き継ぎ、大幅に下落してスタート、一時700円超の下落幅となりました。しかし、売り一巡後は為替市場の円安進行を背景に、先物先導で下げ幅を縮小。前日比268.13円安の38,813.58円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが81銘柄、値下がりが142銘柄、変わらずが2銘柄。 日経平均株価の寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、TDK〈6762〉、リクルートホールディングス〈6098〉、アドバンテスト〈6857〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、テルモ〈4543〉、任天堂〈7974〉、キヤノン〈7751〉、東京海上ホールディングス〈8766〉となりました。 また、東証プライム市場の売買高は22億8,800万株、売買代金は4兆2,249.42億円となり、前日と比べて増加。 業種別では、海運業、銀行業、保険業、その他製品、倉庫・運輸関連業などが上昇した一方、電気・ガス業、不動産業、非鉄金属、証券業、石油・石炭製品などが下落しました。 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がBEENOS〈3328〉で+700円(+20.77%)の4,070円、2位がAnd Doホールディングス〈3457〉で+150円(+15.53%)の1,116円、3位が平和〈6412〉で+268円(+12.51%)の2,410円となりました。 一方、値下がり下位は、1位が東邦亜鉛〈5707〉で-150円(-20.27%)の590円、2位がソースネクスト〈4344〉で-18円(-10.11%)の160円、3位が楽天グループ〈4755〉で-79.5円(-7.98%)の917.3円で取引を終えました。 なお、年初来高値を更新したのは20銘柄、年初来安値を更新したのは67銘柄でした。
THE GOLD ONLINE編集部