倉科カナ×毎熊克哉×渡辺謙「TRUE COLORS」明日より放送、舞台は東京・天草・イタリア
倉科カナ、毎熊克哉、渡辺謙が共演する全9話のプレミアムドラマ「TRUE COLORS(トゥルーカラーズ)」がNHK BSプレミアム4K、NHK BSで1月5日にスタート。毎週日曜22時より放送される。 【画像】高級ファッション誌の編集長を演じる滝藤賢一 源孝志の小説「わたしだけのアイリス」を原作とする本作は、東京、天草、イタリアを舞台に紡がれるヒューマンラブストーリー。トップフォトグラファーとして活躍する立花海咲(たちばなみさき)は、視力の低下によって精密検査を受けるが、カメラマンとして致命傷になりかねない疾患を告げられる。そして妹からの便りで18年ぶりに故郷である熊本・天草に戻った彼女は、嫌悪感を抱き続けてきた継父・辻村多一郎と遭遇したことでますます落ち込むことに。だが高校時代の親友・松浦晶太郎との再会をきっかけに希望を取り戻すのだった。 源が脚本・演出も担当し、倉科が海咲役、毎熊が晶太郎役、渡辺が多一郎役で出演。アートディレクター・菱川勢一が制作したメインビジュアルには、天草の地で邂逅を果たす3人がデザインされた。主題歌には、源が原作を執筆する際に起点としたシンディ・ローパーの「True Colors」が使用される。 また源の過去作「グレースの履歴」のドラマ版で主演を務めた滝藤賢一が、高級ファッション誌「Le Salon」の編集長で海咲の恋人・巻上伸哉を演じる。彼は「原作の素晴らしさ、ずば抜けた脚本、温かく優秀なスタッフの皆様、そして、なにより、言葉では言い尽くせない素敵な共演者の方々。S800と共に希久夫を生きることができたことは、私の財産です」とつづった。そのほか、メイクアップアーティスト・紀田ジュンコ役に名取裕子、海咲の主治医・朝倉智之役に要潤、海咲のアシスタントカメラマン・藤島一平役に森永悠希が起用され、「Le Salon」の編集部員・佐野麻衣子役で森田想、副編集長・塩沢美也子役で伊勢佳世、海咲のカメラの師匠である木嶋作太郎役で石橋蓮司が参加。滝藤らキャストのコメントは下記の通り。 ■ プレミアムドラマ「TRUE COLORS」 2025年1月5日(日)スタート NHK BSプレミアム4K、NHK BS 毎週日曜 22:00~22:49 NHK BSプレミアム4K 毎週金曜 18:10~18:59(再放送) ※全9回 ■ 滝藤賢一 コメント 「グレースの履歴」で、源組に初めて参加させていただきました。私にとって、何物にも代えがたい経験とは、あの3ヶ月だったように思います。 原作の素晴らしさ、ずば抜けた脚本、温かく優秀なスタッフの皆様、そして、なにより、言葉では言い尽くせない素敵な共演者の方々。S800と共に希久夫を生きることができたことは、私の財産です。俳優人生において、これほどの経験をさせていただけることがこの先何回あるのだろうと、感慨深く、そして、寂しくもありました。それが! なんと! こんなにも早く! ありがとうございます! 幸せだなぁ。 今回の撮影もスタッフの方々に身を委ね、倉科カナさんはじめ、共演者の皆様と丁寧に積み重ねる毎日でした。私は東京だけでしたので、天草でどんなストーリーが待っているのか、楽しみでなりません。皆様とともに、トゥルーカラーズを堪能したいと思います! ■ 名取裕子 コメント モネもマチスもゴッホも、天才は大きな苦難を神から与えられます。主人公の海咲も[色彩のディーバ]と呼ばれる才能あふれるカメラマンです。 彼女に降りかかった苦難を、故郷天草の自然や人々の清らかな優しさが癒し、成長させてくれるのを祈っている東京の母のような存在が今回の私の役どころです。 視聴者としても、源組の美しい映像とドラマから「人は絶望の淵からも再生できる生き物だ」という勇気を貰いたいと思います。 ■ 要潤 コメント 今回私は、倉科さん演じる立花海咲に眼の難病を告知する、重大な役割を担う主治医を演じさせて頂きました。 人に病名を伝える難しさや、切なさは言葉に変え難いものがあります。 実際にそのシーンの撮影の時は、現場が緊張感に包まれ、医者の儚い気持ち、それに対する患者の悲しみを受け入れられない気持ちが錯綜していたのが思い出されます。当たり前にあるものが、突然形を変えて違うものになった時、人は果たしてどのようにそれらと向き合い乗り越えて行けるのか? とても繊細で美しいドラマです。ご覧ください。 ■ 森永悠希 コメント 藤島一平役の森永悠希です。 久しぶりに源監督のもとでお仕事できたことが嬉しかったです。海咲さんと一平の会話は、淡々としている印象があるのですが、ちゃんと思いやりがあるというか。カメラマンと助手なんですけど、上下だけではない信頼しているからこその言い方だったり距離感だったりが素敵だなと思いながら演じることができました。 東京で主人公に関わる一人として、少しではありますが色を載せることができていたなら幸いです。 ■ 森田想 コメント 佐野麻衣子ことサノマイちゃんを演じました、森田想です。憧れの雑誌編集部、洗練された服装を身に纏い働く、小さな夢が叶いました。初めましての先輩方は皆さん余すことなく素敵な雰囲気で物腰柔らかく接して下さり、その居心地の良さが嬉しかった気持ちが心に残っています。 源監督に面白がって頂けるよう、サノマイらしい愛嬌と達観した性格のバランスを楽しみつつ、物語として始まりの東京編を少しでも彩る存在であったら幸いです。 ■ 伊勢佳世 コメント このたび副編集長の塩沢美也子役を演じさせていただきました。源監督との現場は、本当に勉強になることばかりでした。私は東京編にしか出ておりませんが、台本の自分の登場シーンが終わったあとも、演じた塩沢の未来を想像したくなるような、そんな余韻も感じてしまう、すごく濃い時間の撮影でした。それから今回、ファッション系の副編集長という役どころで、普段なかなか着ないような衣装を着ることができたのも嬉しかったです。 きっと、いろんな事を考えさせられるドラマになるんじゃないかなと、私も今から放送を楽しみにしております。 是非、ご覧下さいませ! ■ 石橋蓮司 コメント 自分が今まで、わかっていると思っていた「色」 や「事」が実は見誤っていたとしたらと 不安な気持ちで今回の作品に参加していた 源組は実に疲れるのである