コマン放出に動くバイエルン、売却前提のレンタルも検討か…古巣PSGが依然として関心
バイエルンはフランス代表FWキングスレー・コマン(28)をレンタルでも放出する意向のようだ。 2015年夏に加入して以来、長らくバイエルンの主力ウインガーとして活躍しているコマン。しかし、負傷離脱も多く、2023-24シーズンはブンデスリーガで17試合3ゴール3アシストにとどまった。 今夏、U-23フランス代表MFマイケル・オリーズやポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ、日本代表DF伊藤洋輝らを獲得したバイエルンだが、さらなる補強には余剰戦力の整理も必要に。ウリ・ヘーネス名誉会長は「何人かの有名なプレーヤーが去らない限り、誰も連れてこられない」とコメントしていた。 放出候補の1人と考えられるコマンには、早くから古巣のパリ・サンジェルマン(PSG)が関心。バイエルンも4000万~5000万ユーロ(約64億~80億円)を提示されれば、売却に応じるとみられていた。 そこから進展はなかったが、ドイツ『スカイ・スポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク氏によると、バイエルンはコマンのレンタル放出も視野に入れたとのこと。買取オプション、もしくは買取義務が付帯する契約を望んでいるという。 PSGは今なおコマンに目を向けており、レンタルの選択肢も知らされた模様。一方で、他クラブからの問い合わせも来ているようだ。 バイエルンとの契約を2027年6月まで残すコマン。ユース時代を過ごしたPSGへ復帰となるのだろうか。
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