災害で“車中泊避難”をすることになったら…「車に常備」しておくべきアイテムは?専門家が解説
◆車内で長時間過ごす際の注意点
車中泊避難をすることになった場合、“エコノミー症候群”になる可能性があります。エコノミー症候群とは、食事や水分を十分に取らない状態で車などの狭い座席に座ったまま、長時間足を動かさない状態でいると、血行不良が起こって血液が固まりやすくなる病気です。 エコノミー症候群にならないために、和田さんは「座った体勢で寝込んでしまったり、同じ体勢で長時間過ごさないようにする必要があります。運動やストレッチなどを定期的におこない、水分も十分に摂取しましょう」と呼びかけます。また、夜間はなるべくエンジンをかけたままにしないようにしましょう。これは、排気が車内に流れ込んで中毒を起こす可能性を防ぐためです。 この機会に、防災グッズを車に載せていない方は常備して、すでに載せている方は、現在の状態を再確認しておきましょう。 (TOKYO FM「JA共済 presents なるほど!交通安全」放送より)