【ボートレース津】人気の2人に割って入った新開航がドリーム戦を制す
ボートレース津の「創刊75周年記念日刊スポーツちどり杯争奪戦」は9日に開幕した。 季節外れの強烈な向かい風が吹き付け、1Rから安定板装着の2周戦や本番、展示の前に出走様子見の時間が取られるほど水面が荒れた。そんな中でも平本真之は強い走り。エース22号機は今節も動き問題なし、回ってからぐいっと出る行き足は素晴らしい仕上がりだ。そして守田俊介はいきなりセット、そしてギヤケース、キャリアボデーと大幅な整備へ踏み切った。初戦は4カドまくりを決めたが「伸びた感じではなかった。スタート勝ち。整備の成果は、この水面なんで正直分からなかったね」と、評価を下すのはまだ早いと…。 この両者が1、2号艇で激突したドリーム戦だが、この二人を制して勝ち名乗りを挙げたのは新開航。平本が先マイに出たが、バックは波水面で安定を欠いたか、その隙にまくり差しの新開が届かせた。「スリットは余裕があったし、チルト05度で体感も良かった」と感触も納得顔。前半は6号艇で2着に入っており、好発進を決めた。2日目は12Rの1号艇で再度平本、そして中辻崇人を相手に主導権を握るか。
マクール