高級焼肉店で台湾代表が日本人に粋な気遣い「こんなに遅くなったから…」 侍J撃破で3億円もGET
プレミア12、決勝で日本を破った台湾代表を祝福した協会理事長
野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」の決勝が24日、東京ドームで行われ、台湾代表は日本代表「侍ジャパン」を4-0で破り初優勝を果たした。その後、日本の焼肉店で見せた気遣いあふれる振る舞いを台湾の複数メディアが伝えている。 【画像】「涙が出てきた」 東京ドームに広がる日台友好…人気の台湾人が投稿した日本ファンとの記念写真 24日の試合後、表彰式や会見を終えたナインが東京ドームを離れたのは25日に入ろうとする頃。その後、中華野球協会の辜仲諒理事長がチームを称えようと高級和牛レストランを借り切り、チーム全員を招待したのだという。台湾メディア「中天新聞網」は「終了時間が遅くなったこともあり、店員一人一人にも日本円で1万円のチップを出して、感謝の気持ちを表した」と伝えた。 また「KNEWS」は、辜仲諒理事長が店員にチップを渡したことについて「こんなに遅くなったからね。日本人も1人1万円のチップはあまりもらったことがないかもしれないね」と話したとしている。 台湾が五輪やワールド・ベースボール・クラシックといった野球の主要国際大会で日本に勝つのは、1992年のバルセロナ五輪準決勝以来32年ぶり。「中天新聞網」は理事長がチームが東京へ出発する前、4000万台湾ドル(約1億9000万円)の報奨金を約束していたが「チームが日本を破って優勝したことを受け、理事長はこれに3000万台湾ドルを追加して、計7000万台湾ドル(約3億3000万円)の賞金を出すことを発表した」とも報じた。
THE ANSWER編集部