マーメイドSに出走予定のラヴェル(撮影：下野雄規)

　6月16日(日)は東京・京都・函館の3場開催。16日の天気は東京が晴れ時々曇り、京都が晴れ時々雨、函館が曇り時々雨の予報となっている。 【写真】ラヴェルのこれまでの軌跡 ■マーメイドSでラヴェルの復活なるか 　京都11Rは芝2000mのマーメイドS(GIII)。ラヴェルは2歳時に後の三冠牝馬リバティアイランドを破り、2走前の京都記念で5着と好走。ハンデ54キロで臨めるここは復活も十分。対するは軌道に乗ってきた良血エーデルブルーメ、前走で重賞初制覇のコスタボニータ、愛知杯を勝ったミッキーゴージャスなど。 ■スレイプニルSでクールミラボーのオープン初勝利なるか 　東京11Rはダート2100mのスレイプニルS(OP)。この条件で3勝を挙げているクールミラボーが中心。オープン初戦の前走は3着だったが、目処の立つ内容。ここはC.ルメール騎手騎乗で決めるか。対するは平安Sで5着のメイプルリッジ、末脚強力なオーロイプラータなど。 ■皆生特別でスマートワイスの連勝なるか 　京都9Rは芝1600mの皆生特別(2勝)。スマートワイスは毎日杯で5着に入り、続くメルボルンTでは力があるところを見せて、好時計で勝利。ここも連勝まで十分。対するは末脚切れるスイープアワーズ、堅実なアロマデローサなど。 ■天橋立Sでペプチドソレイユがオープン入りを狙う 　京都10Rはダート1800mの天橋立S(3勝)。ペプチドソレイユはデビュー以来4戦3勝。裂蹄で1年以上の休みがあったが、復帰後に2勝しているように能力は高い。ここは相手が揃うが、勝ってオープン入りなるか。対するは前走で2勝クラスを勝ったペンティメント、馬場が締まれば面白いロッキーサンダーなど。 ■東京5Rの新馬戦にスターズオンアースの半弟ダノンブランニューが登場 　東京5Rは芝1400mの新馬戦。二冠牝馬スターズオンアースの半弟でミッキーアイル産駒のダノンブランニューが戸崎圭太騎手騎乗でデビューする。また、同レースには23年ドバイWCなどGI級4勝のウシュバテソーロの半妹ツインピークスが菅原明良騎手でデビューする。 ■京都5Rの新馬戦にローブティサージュの仔ラトラースが登場 　京都5Rは芝1600mの新馬戦。12年阪神JFなどを勝ったローブティサージュの仔ラトラースが川田将雅騎手でデビューする。 ■地方競馬で4重賞、水沢・東北優駿に無傷7連勝中のフジユージーンが登場 　佐賀競馬場では17時25分に佐賀がばいスプリント(重賞)が行われ、前走で重賞を初勝利したテイエムフェローなどが出走する。水沢競馬場では東北優駿(重賞)が18時05分に行われ、無傷7連勝中のフジユージーンなどが出走する。高知競馬場では高知優駿(重賞)が18時15分に行われ、7連勝で黒潮皐月賞を制したプリフロオールインなどが出走する。また、帯広競馬場では20時00分に北斗賞(重賞)が行われる。