大谷翔平（ロイター＝USA TODAY Sports）

　MLBは2日（日本時間3日）にオールスター戦（16日＝同17日・アーリントン）のスタメン野手を決める2次投票の途中経過を発表した。ドジャースの大谷翔平投手（29）はナ・リーグのDH部門で得票率65％で、フィリーズの主砲カイル・シュワバー（31）の35％を大きく上回った。1日（同2日）の61％から上積みし、4年連続のオールスター戦出場に前進した。 　MLB公式サイトは「大谷は過去24時間でシュワバーとの差を広げ、4年連続でオールスター戦に出場する可能性が高まっている。ただし、ナ・リーグでは初となる」と紹介した。 　ドジャースの公式X（旧ツイッター）は1日、大谷と遊撃部門のムーキー・ベッツ内野手（31）に投票したファン、それぞれ2人ずつに直筆サインボールを贈ると発表。その効果もあったようだ。ベッツも47％から50％に得票率を伸ばし、フィリーズのトレー・ターナー内野手（31）とほぼ同率となった。左手を骨折しているベッツは選ばれても出場できないが、最後までもつれそうだ。 　また、外野手部門で残っているテオスカー・ヘルナンデス外野手（31）も14％の5位のから15％の4位に順位を上げた。3位のパドレスのフェルナンド・タティス外野手（25）は16％で僅差だ。同サイトは「3位以下は何が起きても不思議ではない」と逆転劇を予感させた。 　投票は3日午後12時（同4日午前1時）まで行われ、3日午後7時（同4日午前8時）に米スポーツ専門局ESPNで発表される。