大谷翔平、日本人最多の米通算176号へ7試合足踏みも記録には無関心「本塁打を狙いにいく打席はない」
◆米大リーグ ドジャース4―6メッツ(20日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【写真】前日は妻・真美子さんが愛犬・デコピンと今季5度目の現地観戦 ドジャース・大谷翔平投手(29)が20日(日本時間21日)、本拠地・メッツ戦に「2番・DH」で先発出場。今季最多の1試合3四球を選んだが、2打数1安打でチームは今季初の3連敗を喫した。 12日(同13日)の本拠地パドレス戦では、初回の第1打席にセンター左へ3試合ぶりの4号ソロ。松井秀喜氏(ヤンキースなど)が持っていた日本人歴代最多のメジャー通算175本塁打に並んだ。しかし、そこから開幕からの8試合に次ぐ7試合連続ノーアーチとなっている。 この日は一発出れば逆転という6回1死満塁で空振り三振に倒れた。「比較的アットバットはいいと思うので。ホームランを特に狙いにいく打席というのはないですし、次の一本を打ちたいなという気持ちはもちろんありますけど、記録というのは特に気にはしてないので、いいアットバットをこなしていくということが大事かなと思います」と平常心を強調した。 5回先頭の第3打席では右翼線へ7試合ぶりの長打となるエンタイトル二塁打を放ち、6試合連続安打とした。連続試合出塁も19に伸びた。今季33安打もリーグトップの数字なだけに、あとは角度がつくのを待つだけだ。「ライナーが多いことはいいことだと思う。ヒットになる確率は必然的に上がってきますし、それに伴って打球スピードも出やすいので、その分抜ける確率も上がるので。角度があと1、2度上がるかによって、確かにホームランになるか、ならないかは決まりますけど、その変わり、率が上がってきたりとかコンタクト率が上がってきたりということはあると思うので。何が良くて何が悪いかというのは、その時によって変わるかなとは思います」と話した。
報知新聞社