野菜にもストーリーがある ペペロンチーノの食材は都会の片隅で生産される「箱崎小町」刺し身にもステーキにもなる「博多カブ」
地元初レストランでも提供
福岡市は、有名レストランに「ブランドストーリー」野菜を使ったメニューの考案も依頼しました。「ピエトロ」では、2月限定のメニューとして「箱崎小町と紅ズワイガニのペペロンチーノ」を提供しています。長めにカットされた「箱崎小町」をパスタとよく絡むようあえています。このレストランでは、定番メニューの中でも、「箱崎小町」や「元岡トマト」などの「ブランドストーリー」野菜を食材として使用しています。 ピエトロ FMP推進室 小木直樹室長 「みなさま、とてもこだわった作り方をされていますし、お水にも気を使われていたり。細部にまでこだわっているということが改めてわかりました。福岡の地産地消、今後も続けていけたらと考えています」 福岡市は、「ブランドストーリー」の対象野菜を、今後増やしていくとともに、食育イベントの実施などを通して、販路拡大や知名度アップをめざしていきたいと話しています。