子どもが3人おり、3人とも大学進学させたいと考えています。貯金額が目標であった「1000万円」に到達しましたが、これでは足りない気がします……。あといくら必要でしょうか?
まとめ
大学進学の費用は子どもの進路によって異なり、国立大学なら約243万円、私立大学(医歯系学部)なら約2355万円とかなり幅があります。子どもが3人いればそれだけ組み合わせも多くなり、大学進学にかかる費用について計画することも難しくなります。 「子どもが3人いる場合の大学進学の資金は1000万円で足りるのか」という問題に対する結論は、「子どもの進路によって足りることもあれば足りないこともある」という曖昧なものにならざるを得ません。 本記事では大学進学の費用をまとめて計算をしましたが、本来であれば費用が発生する時期・資金が必要になる時期を踏まえて資金計画を行うべきです。キャッシュフロー表を作成するのがよいでしょう。 キャッシュフロー表を作成することでお金の流れが可視化できます。キャッシュフロー表を作成する、またはファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談することで、どのような対策を取るべきなのかも見えてくるのではないでしょうか。 出典 デジタル庁 e-Gov法令検索 国立大学等の授業料その他の費用に関する省令 文部科学省 私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果について 執筆者:中村将士 新東綜合開発株式会社代表取締役 1級ファイナンシャル・プランニング技能士 CFP(R)(日本FP協会認定) 宅地建物取引士 公認不動産コンサルティングマスター 上級心理カウンセラー
ファイナンシャルフィールド編集部