「ただいまー!!」阪神・湯浅京己 1軍復帰直後も2夜連続の無失点リリーフで勝ち投手 甲子園のお立ち台に笑顔で帰還
◇プロ野球日本シリーズ第5戦 阪神6-2オリックス(2日、甲子園球場) 8回に一挙6得点し、逆転勝利で日本一に王手をかけた阪神。試合後、8回を三者凡退で抑えた湯浅京己投手が、逆転タイムリーを放った森下翔太選手とともにお立ち台に上がりました。 【画像】2日連続で完璧なリリーフを見せた阪神・湯浅京己投手 湯浅投手は今シーズン、けがに苦しみ、6月15日のオリックス戦以来1軍登板が遠ざかっていました。そんな中、前日の試合で8回に登板すると、わずか1球で中川圭太選手をセカンドフライに仕留め、1軍復帰を果たしていました。 この日も前日同様8回に登板した湯浅投手。先頭のゴンザレス選手をセカンドゴロ、続く紅林弘太郎選手、若月健矢選手を空振り三振。2点ビハインドの状況ながら無失点ピッチングを披露しました。 すると、その裏の阪神の攻撃。味方が一気に6得点の猛攻。湯浅投手の好投が大逆転を呼び込みます。 久々の甲子園でのお立ち台で湯浅投手は、「おかえりなさい」という声かけに、「ただいまー!!」と大きな声で答えます。 「シーズン中、本当に何も力になれなくて迷惑をかけていたので、なんとか日本シリーズで力になろうと思って、一生懸命腕を振りました。(今日のピッチングは)100点です」と、笑顔で語りました。 ファンへは「甲子園でしか聞けないような大歓声の中で投げることができて幸せです。この応援があるからこそあの大逆転につながったと思うので、皆さんありがとうございます」と感謝を語った湯浅投手。38年ぶりとなる日本一まで、あと1勝です。