性行為の対価に偽1万円札10枚支払いか 消防本部課長を逮捕 茨城
SNSで知り合った女性に偽物の1万円札を渡したとして、茨城県警は石岡市消防本部総務課長の須崎隆史容疑者(51)を偽造通貨行使の疑いで逮捕したと4日、発表した。「渡したことに間違いない」と、容疑を認めているという。 県警捜査2課によると、昨年7月中旬、当時石岡消防署の副署長だった須崎容疑者は、県内のホテルで女性と性行為をし、その対価として偽造した旧1万円札10枚を手渡した疑いがある。 受け取った女性がその後、紙幣に「すかし」がないことに気がつき、県警に相談したことで発覚。県警は今年11月26日に須崎容疑者を同容疑で逮捕し、翌日、水戸地検土浦支部に送検していた。 石岡市消防本部は今後、事実関係を確認して須崎容疑者の処分を検討するという。県警は偽造紙幣の入手方法を含めて捜査している。(古庄暢)
朝日新聞社